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旧約聖書「エゼキエルの車輪」の正体は、トヨタ・ランドクルーザーか？プジョー、ランボルギーニなどのタイムスリップ説も有力

2021.06.22 12:00 文＝ホラッチェ

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旧約聖書「エゼキエルの車輪」の正体は、トヨタ・ランドクルーザーか？プジョー、ランボルギーニなどのタイムスリップ説も有力の画像3 — 左上から時計回りに、プジョー、ランボルギーニ、ロールスロイス、ベントレーのエンブレム

　4社が合併するとそのエンブレムはどうなるのか？プジョーはライオン、ランボルギーニは牡牛、ベントレーは（ワシのようにも見える）翼で、ロールスロイスはスピリット・オブ・エクスタシーと呼ばれる美しい女神を模している。そう、4社が合併した高級車のエンブレムは、ライオン、牡牛、ワシ、そして女神の顔の彫像が配置されることになるのだ。

　つまり、エゼキエルは2030年代の欧州で開発された、4社連合が生き残りをかけて開発した一人乗りドローンが紀元前にタイムスリップしたシーンを目撃したのかもしれない。ドバイの大富豪が発注した超高級ドローンの試作機体は、イスラエルの研究所での試運転中に突如時空の裂け目に落ち込んでしまった。

　試作機パイロットのロン毛のイギリス人は、突如巻き込まれた砂嵐の中、下界の光景が21世紀のエルサレムではないことに戸惑いながらも必死に機体を安定させようとした。そして紀元前のケバル河を散歩していたエゼキエルはその姿を目の当たりにした。

旧約聖書「エゼキエルの車輪」の正体は、トヨタ・ランドクルーザーか？プジョー、ランボルギーニなどのタイムスリップ説も有力の画像4 — 画像は「Wikipedia」より引用

　なんとか着陸したイギリス人パイロットはエゼキエルの前にドローンから降り立つ。4本の脚の先に4つのプロペラが回るドローンは、紀元前のイスラエルの民にとっては異様な物体だったことだろう。そして、そのイギリス人が履いていたカルバン（Calvin）クラインのジーンズから、エゼキエルはその男を、翼をもった超人的存在であるケルビム（Cherubim）と勘違いした可能性があるのだ。

文＝ホラッチェ

ホラッチェ

フューチャリスト。近未来の経済分析が得意。ただしその分析の大半はホラだと周囲に思われている。

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