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「日本は崩壊しかけています」ジェームズ斎藤が腐敗した日本政治を解説！ PCR利権ファーストの実態とは？

2021.07.03 10:00

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ジェームズ　そうです。少なくともそう思って行動しないとひどい目に合います。ひどい目というのは訪問国の刑務所に入るかもしれないという意味です。実際、2004年のイラク邦人拉致事件で犠牲者が出ましたが、日本政府は「自己責任」論を通し、完全に見殺しにしました。海外でテロに遭遇しても無視されるのですから、それより深刻ではない不法滞在などは眼中にないのが現実です。ですから、これから海外に出る時はビザの期間に注意しないと日本人は犯罪者になってしまいます。

──それが真実なら日本の官僚たちは腐ってますね。ところで、B氏は結局どうなったんですか？　すぐに再検査はできたんですか？

ジェームズ　結論から言うとB氏の再検査はすぐできました。空港内で再検査できたそうです。しかも、2500円という格安料金で、検査後1時間以内に結果が出るものだったそうです。たぶん、日本でやったら5万円は取られますよ、まあ、日本には空港内でできる検査はありませんが（笑）。

──日本は暴利なんですね。

ジェームズ　暴利というかですね、世界のほとんどのPCR検査は詐欺と言っていい代物です。B氏が受けたPCR検査なんか、おそらくフェイクでしょう、本物ならば1時間で結果なんか出ないと思いますよ（笑）。

　PCR検査そのものが各国政府の支援をバックにした詐欺で、医療利権と政府にキックバックが支払われる仕組みになっているのを私は世界の至るところで見ています。実際、B国のPCR検査担当者は「99%陰性だが1%の陽性が出る様に設計されている」と言っていました。作り出されたパンデミックなので、たまにこじつけの陽性反応が必要になるのでしょうね。つまり陽性反応が出た方はババを引いてしまっただけなんです（笑）。

　いずれにせよ、B氏は搭乗まで時間がなかったのでその日は結局乗れず、最速で出国できるよう特別ルートで翌日に変更してもらいました。しかし、通常であれば、早くて数日くらい再出発の手続きにかかります。ですから、ビザに余裕を持っていないと怖いですね。

──逆に日本から海外に行く時というのはどうなんですか？　日本ではほとんどが唾液のみのPCR検査のようですが、それで海外には行けるんですか？

ジェームズ　唾液のみの検査でも、ほとんどの国に入ることができます。基本的にPCR検査をしているかどうか、陰性かどうか、そして本人確認と検査日時のみしか見られません。ですので、日本の鼻の粘液のみや唾液のみしか受け付けないというのが異常なのです。検査方法を問題にし、搭乗拒否までするのは日本くらいでしょう。色々と制限のある英国でも搭乗拒否まではしません。これはまさにソ連も顔負けの官僚社会主義が日本を侵蝕している証拠です。

──それにしてもなぜ、唾液からの粘液だけにこだわるんですかね？　そこにも利権があるんですか？

ジェームズ　あると思いますね。というのも、いま日本のPCR検査はほとんどが唾液検査です。国際基準を脇に置いて唾液検査を優先しているのは利権が存在するからでしょう。ただ、さっきも言ったようにどこの国でもPCR検査はいま巨大利権になっていますから、それだけで日本を責めるのは酷です。私が問題だと思うのは、ほかの国は基本的に人の往来を優先します。搭乗拒否などしません。理由は簡単で、人の往来がないと経済が回らないからです。しかし、日本の場合は完全に「利権ファースト」で金しか考えていません。自国民が外国で捕まっても平気です。そこが問題なんです。しかも、PCR検査キットはほぼ中国が独占しているというのも気になりますね。

──中国への忖度も!?

ジェームズ　存在するでしょうね。そもそも観光業は朝鮮系親中派売国奴の二階氏の専売特許なので、中国は例外的な扱いを受けています。事実、国政復帰のため二階氏の傀儡になった「自分ファースト」の小池百合子東京都知事はマスクを大量に中国から発注しています。また、中国と韓国は入国拒否の対象外です。結局、日本は、世界的にはダブつき気味の唾液検査キットを押し付けられて、それを消化するために規定まで変えたのは明らかなことです。

　さらに気がかりなのは、利権を優先したので、PCR検査をやめることができないという可能性です。多くの国はPCR検査をいまもやっていますが、基本的に隔離は段々と免除になってきています。今後PCR検査自体もなくなると思います。

　ところが、日本だけは永遠にPCR検査をやるようになるかもしれないです。これはコロナ感染者が増え続けているのに二階氏肝煎りのGoTo事業が辞めれなかったのと同じです。

──少なくとも唾液検査キットがなくなるまでやるんでしょうね。