【未確認生物】謎の水棲怪獣「アルタマハ・ハ」はやはり存在する可能性が高い!? 巨大ウナギか、絶滅した恐竜の個体か…神ノ國ヲが徹底解説!

(神ノ國ヲ) 1830年には入植者の新聞記者が複数の怪物目撃の報告もしています。報告によれば、アルタマハ川河口付近を渡ろうとした船員らが全長約21m、胴回りは樽ほどもあり、頭はワニに似ている怪物を目撃しています。さらに20世紀に入ってからも大蛇のようなものが泳いでいるとの証言が、木材職人やハンター・チームらによってなされています。

 60年代には、釣りをしていた兄弟の目撃報告があり、80年代には襲われかけた、という報告まであります。全長20mを超えており、その生物の肌はザラザラしていたと伝えられています。そして2010年には映像に収められました。もっとも水面下で何者かが動いているだけのものですが、何かしらの迫力を感じさせるものです。

――アルタマハ・ハは実在すると?

(神ノ國ヲ) その可能性は否めません。そもそもジョージア大学の博物学者ジョン・クロフォード博士によれば、もしあの死骸が「ウバザメ」ならば、腐乱死体はもっと汚いはずだと懐疑論を唱えています。つまり未確認生物の可能性を指摘しているのです。何よりも、あの消えた死骸はアルタマハ・ハ伝説の現場そのもので発見されていますからね。

 問題は、なぜ死骸は消えたのか。いったい誰が持ち帰ったのか。現在の技術であるならば、遺伝子レベルで特定可能ですから、特定されると困る理由があったのだと考えられます。

 あくまで予想ですが、ネイティブ・アメリカンの時代より伝えられてきた神話的怪物アルタマハ・ハは実在し、しかも軍事転用するために秘密裡に遺伝子操作されていた。しかし、何かしらの理由で幼体が逃げたか死骸が流出してしまった。そして何者かが回収した。

 ところでアルタマハ川の海への河口部にウルフ島国立野生生物保護区があるのですが、上流にはエドウィン・I・ハッチ原子力発電所があります。さらに同原子力発電所の筆頭株主ジョージア・パワー社は、現在、新型原子炉を建設していますが、なぜか工事は遅延しています。同時期に現地紙ステイツボロ・ヘラルドが「アルタマハ・ハ」について報じ始めたことは一体何を意味するのでしょうか。

参考:「Statesboro Herald」、「The Wall Street Journal」、ほか

文=神ノ國ヲ

学術論文からオカルト記事まで。
京都大学の博士課程に所属中。
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