【地震警告】秋冬に「南海トラフ → 首都直下 → 富士山噴火」の“悪夢の3連動”で日本滅亡か!? マジで“あり得る”事実がデータで発覚!
昨今、南海トラフ巨大地震と首都直下地震が連動する可能性が指摘されるようになった。実際、過去には南海トラフと南関東(首都)直下が同時期に発生した例があり、その可能性は捨てきれない。しかも、富士山噴火まで連動したケースもあり、日本に致命的ダメージを与える“悪夢の3連動”について、しっかり考えておかなければならない。
■首都直下と南海トラフが連動
『週刊ポスト』(2021年8月20日号)に「日本を襲った過去の大地震 首都直下と南海トラフが連動したケースも」と題した記事が掲載された。起きれば日本の社会・経済に大打撃を与える南海トラフと首都直下地震が“連動”すると、被害が何倍にも拡大することは間違いない。では、そのような例が過去にあったかというと、実際に起きていたのだ。江戸時代、安政年間の1年弱の間に下記3つの大地震が続けて日本列島を襲った。
1854年12月23日:安政東海地震、M8.4、死者2千~3千人
1854年12月24日:安政南海地震、M8.4、死者2千~3千人
1855年11月11日:安政江戸地震、M7.0、死者4,700~1万1千人
これだけではない。過去、約10年以内に南海トラフと南関東直下の大地震が連動したケースが5回ほどあった。それらの例を以下に示す。
【南関東】878年10月28日:相模・武蔵地震、M7.4、死者多数
【南海】 887年08月22日:仁和地震(南海トラフ全域説)、M8~8.5
【南海】 1605年02月03日:慶長地震(南海トラフ地震説)、M7.9~8、死者1万~2万人
【南関東】1615年06月26日:相模・江戸、M6.1~6.7
【南関東】1703年12月31日:元禄地震、関東南部に津波、死者6700人
【南海】 1707年10月28日:宝永地震(南海トラフ全域)、M8.4~8.6、死者2万人以上
【富士山】1707年12月16日:富士山宝永大噴火
【南関東】1853年03月11日:小田原地震、M6.7
【南海】 1854年12月23日:安政東海地震、死者2千~3千人
【南海】 1854年12月24日:安政南海地震、死者2千~3千人
【南関東】1855年11月11日:安政江戸地震、M7.0、死者4,700~1万1千人
【南海】 1944年12月07日:昭和東南海地震、死者・行方不明者1,223人
【南海】 1946年12月21日:昭和南海地震、死者・行方不明者1,443人
【南関東】1953年11月26日:房総沖地震、M7.4、最大震度5
上記のうち、元禄年間には南海トラフ全域が一気に動いた宝永地震が起き、その約2カ月後には富士山が大噴火していた。ここで、南海トラフと南関東のどちらが先に揺れるのかという観点で見ると、「南海トラフ → 南関東」が3回、「南関東 → 南海トラフ」が2回となり、順番的にはあまり変わらないようだ。いずれにしても、どちらかが起きたら、10年くらいはもう一方の地震も起きると用心しておくべきだ。それに加え、富士山の噴火も連動する可能性があるということだ。
■いつ起きるか?
では、これら“悪夢の3連動”が「いつ」起きるのかということが読者の最大の関心事だろうが、まず、政府が公表している発生確率について見てみる。政府・地震調査研究推進本部が公開している「南海トラフで発生する地震」の発生確率によると、M8~9クラスの地震の平均発生間隔は88.2年で、次の地震の発生可能性を「30年以内に70~80%」としている。また、南関東直下地震に関しては、震源パターンが多様であるため一口には言えないが、たとえば同本部が「都心南部直下地震」と区分しているM7.3の地震の発生確率については、「30年以内に70%」としている。
だが、このような発生確率だけでは30年以内のいつ頃起きるかがわからないため、正直あまり参考にならない。では、大地震の発生時期を推定できるヒントは全くないのかというと、そうでもない。
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2024.10.02 20:00心霊【地震警告】秋冬に「南海トラフ → 首都直下 → 富士山噴火」の“悪夢の3連動”で日本滅亡か!? マジで“あり得る”事実がデータで発覚!のページです。富士山噴火、災害、江戸時代、首都直下地震、南海トラフ巨大地震、黒潮大蛇行などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで