【遭遇】女子大生を監視する謎の赤い光源「チロチロさん」とは…? 妖怪かUFOか、追われた女にインタビュー!
――妖怪「チロチロさん」に追われた女子大生を宗教・オカルトの専門家・神ノ國ヲが突撃インタビュー!
――どんな現象に遭遇されましたか?
Tさん(20代女性・東京在住): 大学2年の頃です。帰り道、ふと空を見上げたとき、一番星と同じくらいの大きさの真っ赤な光がチラチラしていました。不自然なことに、その光は定点から全く動かず大きさも変わらず、一定感覚でチカッチカッと点滅していたんです。
キッチリ定間隔点滅する人工灯なら、おそらく航空機器なので位置や大きさが変わるはず。恒星の点滅や空気の揺らぎによるものならもっと色や間隔が変わってくるはず。いずれにせよ、何かオカシイと感じました。その赤色がパソコンの画面にあるR255・B0・G0的な人工的な色調だったことを覚えています。
なんだか怖くなって一度目を逸らして、そのまま家まで歩きました。家に入る前、もう一度見上げるとまだその光はそこに留まっているんです。まるで星に見られているような気味悪さがありました。
――妖怪でもUFOでもなく、奇妙としか言いようがないと……。
Tさん: はい、実は、もっと気味が悪いことに、翌日も翌々日もその光は消えていませんでした。数日後、気分が悪いし、気にしないために工夫しようと思い、その現象を妖怪の一種として捉えることにしました。「チロチロさん」という名前をつけて、「無害だが人を追い回して怖がらせるのを楽しむ妖怪」という設定にしたんです。
その後も「チロチロさん」は見上げるたびに空にいたのですが、まぁそういう奴なんだと思い込んでしまえば怖さも薄れ、夜空を確認する習慣がなくなった後に再び見上げたときにはもうなくなっていました。
あの赤い光がなんだったのかいまだに謎なのですが、現象とあの時感じた気味悪さはまだ覚えています。気象や天文学に詳しい方に聞けば分かるかもしれないですが……。無害でしたが不思議だったんです。そんなことがあったのです。
――ご自身やご家族に霊感はありますか?
Tさん: 家族は、いわゆる一般的な日本仏教です。ただ父母の実家と家系に臨済宗の住職や日蓮宗、また神主などもいて、宗教的には混ぜこぜで、周囲には色々いるって感じです。個人的には、無宗教ですが、宗教学は好きです。とくに原始仏教には興味あります。占いやジンクスは、メンタルケアのために敢えて信じる部分があります。でも霊感も心霊体験も全くないんです。家族にもいないですね。友人に霊感の強い人はいました。トンネルを潜るとき「頭が重い」と言ったり、旅先の旅館で霊感方向の寒気がする、と言ったり。
あっ、オカルト雑誌「ムー」みたいな系統は好きです。スピリチュアル系は苦手かなぁ。UFOは、信じていないですが、トピックとしては好きですよ。
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2024.10.02 20:00心霊【遭遇】女子大生を監視する謎の赤い光源「チロチロさん」とは…? 妖怪かUFOか、追われた女にインタビュー!のページです。妖怪、チロチロさん、点滅などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで