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【M-1決勝】「ボケてない。生きてるだけ」錦鯉の漫才が今ウケる理由とは（インタビュー）

2021.12.19 18:00 文＝ラリー遠田

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長谷川　　いまだに勉強中です。番組の最後とかにMCの方に「今日の収録どうだった？」みたいに振られたら、「いやあ、面白かったですね！」みたいなのしか言えなくて。「もっとほかにあるだろ！」って怒られたりします。

【M-1決勝】「ボケてない。生きてるだけ」錦鯉の漫才が今ウケる理由とは（インタビュー）の画像4 — 『くすぶり中年の逆襲』第3章扉

渡辺　　でも、この人だとそれでも成立しちゃうんですよね。そこでみんながツッコんでくれるから。すごいなと思います。

長谷川　　でも、これからはちょっと考えて臨みたいと思います。

――渡辺さん、これってどうなんですか？雅紀さんが自分で考え始めると持ち味が失われるんじゃないでしょうか。

渡辺　　いや、事前に考えるって言ってもたぶん考えないと思います。やるって言ったことをやったのを見たことがないので。だから大丈夫だと思います。どうせ考えないので。

長谷川　　性格って直らないというか、これで50年やって来たから。このまま行くしかないですよね。

渡辺　　ほら、変わる気がないでしょ？（笑）

～つづく～

・ インタビュー第1回：錦鯉・長谷川雅紀が「他人の目を意識しない」本当の理由
・インタビュー第2回：「ずっとダラダラしていた」2人がブレイクできた経緯

※ 錦鯉・長谷川雅紀のオカルト体験が壮絶すぎる！不吉な予言も語られるインタビュー第4回はコチラ！

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文＝ラリー遠田

ラリー遠田

作家・お笑い評論家。お笑いやテレビに関する評論、執筆、イベント企画などを手がける。『イロモンガール』（白泉社）の漫画原作、『教養としての平成お笑い史』（ディスカヴァー携書）、『とんねるずと「めちゃイケ」の終わり＜ポスト平成＞のテレビバラエティ論』（イースト新書）など著書多数。近著は『お笑い世代論ドリフから霜降り明星まで』（光文社新書）。

Twitter：@owawriter 書籍情報：https://owa-writer.com/

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