メタバースでセクハラが横行か!? VR空間で悪質事件連発、メタ社の対応に非難の声
メタ社は、このようなバーチャル・リアリティー内でのハラスメントに対し、「ユーザーが自分自身を安全に保つためのツールにアクセスできるようにし、効果的に責任をユーザーに移す」と述べている。
同社の広報担当クリスティーナ・ミリアンは、「Horizon Worlds」のユーザーは、参加前にセーフゾーンの起動方法を覚える必要があると述べた。彼女はまた、定期的なリマインダーが「Horizon Worlds」内の画面に読み込まれるようになると明かした。
しかし今回、メタバースでの被害者がセーフゾーンを使用できなかった、またセーフゾーンにアクセスできなかったという事実は間違いなく問題である、とオンラインハラスメント研究のキャサリン・クロスは断罪する。
「一般的に言って、企業がオンラインでの不正使用に対処する場合、その解決策は、ユーザーが自分自身で行う何等かの機能を与える、と言うことだけなのです」(キャサリーン・クロス)
そして、ユーザーを保護することが誰の責任であるか明確になるまで、より安全を高めるためには「攻撃者を懲戒し、抑止力にするべきだ」とフォックス准教授は力説する。
バーチャル・リアリティー内でのセクシャルハラスメントや、嫌がらせは目新しいものではない。そしてメタ社が向かう、「バーチャル・リアリティーが、人間にとって新しい現実」となった時、はたして人間のどのような面が露呈されることになるのだろうか。
参考:「MIT Technology Review」、「Blaze Media」、「Medium」、ほか
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