“神奈川県央No.1ロックボーカリスト”DEATHRO、鉄板のオカルト体験「嫉妬の化身」を暴露! ジェラシー論についても
■音楽を始めて最初の何年かでいい出会いがあった
──じゃあ今現在、DEATHROさんと同じシーンで対バンしたりしているバンドが急に売れて有名になっても嫉妬はしない?
DEATHRO それはシンプルに素晴らしいでしょ。なんか、僕に嫉妬心がなさそうなのは、自分の念願が早い段階で叶ってしまったからかもしれません。つまり自分が中高生のときから聴いてきたバンドの人たちと一緒にイベントをやったりツアーに行ったりできたし、それが今も続いていて。例えば11月に、パンデミックになってから初めてプンクボイ(ロマン優光)のライブを観たんですよ。
──下北沢SHELTERでやった、FUCKER(谷ぐち順)とのツーマンですね。
DEATHRO トクさん(プンクボイ)と会うのもかなりひさしぶりだったんですけど、そのライブで感動しちゃいまして。パンデミック以降、あそこまで真摯さを感じさせないライブは初めて観ました。
──真摯さを感じさせないライブ。
DEATHRO ああいう状況になってから、みんなライブに対して何かしら意味とか意義を持たせようとする感じが多かれ少なかれ出ていたじゃないですか。でも、トクさんはステージで「すいませんお酒くださーい」「ビールだ! やったー!」とか言って、最後の1曲は座り込んで歌ったりして。しかも、来年30周年を迎える〈Less Than TV〉(谷ぐち順のレーベル)が主催する、SHELTERのオープン30周年を祝うアニバーサリーな企画で。
──レスザンらしいといえばらしいですね。
DEATHRO その翌週は小岩BUSHBASHで「D6」(6人編成になったDEATHROバンドの呼称)のうち3人がそれぞれ別バンドで、つまりリミエキ(Limited Express (has gone?))、Not It? Yeah!、fUGUEとして出演するイベントに行って刺激をもらいましたし。あと、今年デビューGIGをやったTHE BREATHとSOCIO LA DIFEKTAのメンバーも僕が10代の頃に出会った人たちだし。だから自分は音楽を始めてから最初の何年かですごくいい出会いをさせてもらっていたというのを改めて実感しましたね。尊敬できる人たちと関わりながら音楽を作れるって、実はすごく稀で幸運なことで……なんか、ちょっと着地が難しいですね。
──普通にいい話ですね。
DEATHRO まあ、エディットしてどこか収まりのいいところに持ってきてください。あと最近、今言ったBUSHBASHのイベントにも出ていた河南有治(UG KAWANAMI)さんと会うことも多いので、余計にそう思うのかもしれないですね。やっぱり河南さんがいろんな人を紹介してくれたというのはかなり大きいので。
── DEATHROさんがハードコアパンクにハマったきっかけも河南さんがやっていたU.G MANですもんね。
DEATHRO だから本当に「ありがとうございます」としか言いようがないです。
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2024.10.02 20:00心霊“神奈川県央No.1ロックボーカリスト”DEATHRO、鉄板のオカルト体験「嫉妬の化身」を暴露! ジェラシー論についてものページです。嫉妬、オカルト、DEATHRO、氷室京介などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで