DEATHRO、鉄板のオカルト体験を暴露
“神奈川県央No.1ロックボーカリスト”DEATHRO、鉄板のオカルト体験「嫉妬の化身」を暴露! ジェラシー論についても


“神奈川県央No.1ロックボーカリスト”の異名を持つ男、DEATHRO(デスロ)。「県央」とは厚木、海老名、綾瀬、大和、座間、相模原の一部を含むエリアであり、同じ神奈川でも横浜、横須賀、川崎、湘南などのベイサイドではない、本人いわく「イナタいほうの神奈川」である。そんな郊外に拠点を置き続けるDEATHROは、ANGEL O.D.~COSMIC NEUROSEのボーカリストとして約15年にわたりパンク/ハードコア・シーンで活動したのち、2016年3月にソロデビュー。自らのルーツである氷室京介やBOØWY、およびその系譜にあるJ-ROCKサウンドを更新し、数々のモダン・ビートロック・アンセムを生み出してきた。
世界がCOVID-19パンデミックに見舞われて以降もDEATHROは歩みを止めることなく、2021年6月には4人編成だったバンドを6人編成の「D6」へとアップデートし、10月には自身初の再録ベストアルバム『up”d”ates』をリリースするなど独自進化を遂げている。TOCANAでは来たる12月26日にワンマンGIG「Crymax After Holy Night」を控えるDEATHROにインタビューを実施。特にリリースもないそうなので、たっぷりと雑談してきた。
■恐怖体験「嫉妬の化身」
──TOCANAはオカルトメディアなのですが、DEATHROさんは何かオカルトネタをお持ちですか?
DEATHRO オカルトというか恐怖体験なんですけど、「嫉妬の化身」という鉄板のネタがあって。
──「嫉妬の化身」ですか。
DEATHRO 2006年か2007年だったと思うんですけど、まだ兄の幽閉(HARD CORE DUDE)が神奈川県愛甲郡愛川町の実家にいた頃の話で。たぶん兄と2人で都内に遊びに行った帰り、深夜2時とか3時ぐらいに世田谷通りの、環八と交わる三本杉の交差点からもう少し成城寄りの、今はサミットストアとかNHK放送技術研究所とか国立成育医療研究センターがある辺りを車で走っていたんです。そしたら、いきなり金髪の男の子が飛び出してきて。車を運転していた兄が急ブレーキを踏んで止まると、彼が窓をバンバン叩いて「すいません、ちょっと向こうの交番まで乗せてもらえないですか?」と言うんです。「向こう」というのは成城方面を指すんですけど、兄が「なになに? どうしたの?」と聞いたら「全部、俺が嫉妬深いのが悪いんです」と。
──怖いっすね。
DEATHRO 「俺が嫉妬深いのが原因で彼女とケンカになって、彼女が交番に駆け込んじゃって。彼女を迎えに行ったら交番でも俺が嫉妬深いのが原因でまたケンカになって……」と、やたらと「俺が嫉妬深いのが原因で」と連呼するんですよ。結局、交番でもケンカしてしまった彼は通りすがりの男の人に「彼女、困ってるじゃないか」と三本杉のほうまで連れて行かれたので、また交番に戻るために僕らの車を止めたと言うんです。たかだか200〜300mの距離だからおかしな話なんですけど。
──その男の子は何歳ぐらい?
DEATHRO 兄が「いくつなの?」と聞いたら「17歳」と言っていました。で、彼を乗せて交番の前まで行ったら「あれ? 彼女いないな……じゃあ、ここで大丈夫です」と降りていったという話なんです。思い返すと「あれは本当にあった出来事なんだろうか?」と不思議で。もしかすると彼は、人の嫉妬心が作り上げた、嫉妬の化身みたいなものだったのかなって。
──不可解ですね。
DEATHRO まあ、この話を人にするとだいたい「普通はそんな人を車に乗せない」というリアクションが返ってくるんですけどね。もしこのインタビューを読んでいて、15年ぐらい前に深夜の世田谷通りで車を止めた心当たりのある方がいたら、名乗り出てほしいです。
──その男の子は、DEATHROさん自身の嫉妬心が顕現したものであったという可能性は?
DEATHRO いや、僕は嫉妬深くないと思うんですけど……嫉妬ってジェラシーですよね? 「ジェラシー」というワードなら、僕が聴いてきたJ-ROCKのバンドの曲名とか歌詞の中によく出てくるので好きです。
──僕が小6か中1のときのNHK紅白歌合戦でXが「Silent Jealousy」を歌っていました。
DEATHRO 氷室京介の「JEALOUSYを眠らせて」とか、あとZIGGYにも「Jealousy 〜ジェラシー〜」という曲がありますよね。だから「ジェラシー」は好きだけど、妬みとか嫉みという感情は自分にはないかな。
──例えば自分よりも売れている同業者を妬ましく思ったりは?
DEATHRO ああ。でも同業者といってもいろいろですからね。それがAwesome City Clubなのか……。
──Awesome City ClubとDEATHROさんは接点ないですよね? もうちょっと身近なところで。
DEATHRO 同世代で同じ地元だと、いきものがかりですね。たぶん、僕が初めてライブハウスでやったライブをメンバー全員が観ていると思うんですよ。当時、僕はAngel O.D.というハードコアバンドでベースを弾いていたんですけど、2001年の1月に厚木、海老名の各高校から1バンドずつ出演する「セルゲーム」というイベントがあって、要は地元の高校生が500人ぐらい集まっていたんです。いきものがかりの方々も海老名高校代表のバンドと交流があったので、現場に来ていたはず。
──へええ。
DEATHRO ちなみに海老名高校代表のバンドはBRAHMANとWRENCHのコピーバンドでした。でも、いきものがかりに嫉妬するかといえば、しないですね。
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