「目黒夫婦殺傷事件」の真犯人は別にいる!? 韓国で衝撃の事実発覚、”隠された動機”に迫る
※ 前編はコチラ!
金欲しさに福島からはるばる上京し、土地勘があるかも怪しいような目黒の個人宅へと押し入って、高齢男性を殺害したというB。その供述があまりに不可解であり、「またまたご冗談を」と言いたくなるような内容を含んでいるということ、また、場合によってはBが本当の動機を隠しており、何らかの事情で「あえて強盗殺人事件」として扱われた可能性があるという点については前半で触れたが、実はこの事件、そのほかにも不審な点がある……というか、むしろ、不審な点しかないのだ。
前述のように、金に困り、金欲しさからこの事件を引き起こしたとされるBだが、Bは地元・福島で、産廃業者の仲介・斡旋をする商売を行っており、また、年金も受給していたため、生活ぶりは悪くなかったという。にもかかわらず、わざわざ上京して強盗殺人をしでかしたというのだから、まったくもって不可解なのだが、ある報道によると、Bはなぜか韓国にも家庭を持ち、二重生活をしている人物で、韓国在住の娘が入院し、その費用を工面するために、数十年来の知人から都合数百万円もの借金をしていた疑いがあるのだという。
無論、真相は藪の中ではあるが、仮に百歩譲って韓国との二重生活があり、そちらの方の家庭で金が必要になったとしても、少なくともBには、数百万単位で金を貸す知人がいたわけである。いくらなんでも返済が確実に無理である相手に、そんな大金を貸す知人がいるわけもなく、逆にいうと、第三者的に見てBは、それだけの大金を返済する能力があるように思えたということになるのではないだろうか。事実、その知人とされる人物が、後に取材陣に語ったところによると、以前からBとは貸し借りがあったものの、トラブルになったことは一度もなかったという。つまり、Bにはそれ相応の「信用」があったというわけだ。果たしてそんな人物が、このようななんともまどろっこしい手段で強盗殺人をしでかすだろうか。ましてや逮捕時にBは、なぜかその知人から借り受けたと思しき数百万円もの金を所持していたというのだ。当局によると、その金はBの逃走資金ないし、娘の治療代として一時的に所持していたものだというのだが、それこそ「またまたご冗談を」である。これでは本当にBが犯人なのかさえ怪しく思えてくるほどだ。
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2024.10.02 20:00心霊「目黒夫婦殺傷事件」の真犯人は別にいる!? 韓国で衝撃の事実発覚、”隠された動機”に迫るのページです。強盗殺人、福島、未解決事件シリーズ、目黒夫婦殺傷事件などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで