大洪水はアヌンナキらが「人類を滅ぼすため」超テクノロジーで引き起こした? 隕石がピンポイントで文明を滅ぼした理由
大洪水でアメリカ大陸のクローヴィス文化が滅びた原因がカナダの氷冠に落ちた彗星だとしても、ゲルマン民族に伝わる洪水伝承が成立するためには西ヨーロッパを覆う氷冠にも彗星が落ちなければいけない。さらに古代シュメールが滅びるためにはトルコのアナトリア半島を覆う氷冠もさらに彗星の直撃を受ける必要がある。そうでなければそれぞれの地域での大洪水は起きないのだ。
そこでヤンガードリアス彗星については列車型につらなった彗星ないしは小惑星がつぎつぎと氷河に激突したという仮説が提唱がされている。その落下地点が北米、北ヨーロッパ、そしてアナトリア半島のそれぞれの氷河にピンポイントで落下したということだ。
たしかにそのような自然現象が起きれば、それぞれの地域で大量の氷河が瞬間的に蒸発し、それぞれの大洪水が起きる。そして大気に放出された大量の水蒸気や土埃は急速に寒冷化を引き起こし地球を氷河期に戻してしまうだろう。しかも彗星は氷河に落ちたためにクレーターの痕跡も残さない。
しかしそのように偶然に複数の氷河の上だけに分散して小惑星が激突するというようなことが起きる確率は非常に低いのではないか?特にアナトリア半島を覆っていた氷河は地球全体の面積で見れば非常に狭いエリアである。
そこで思い出していただきたいのは、超古代文明に関しては古代宇宙人説が有力だということだ。石器時代の地球に宇宙人が降り立ち、当時のひとびとに知恵を授け、超古代文明を築いたという説である。シュメールのアヌンナキ、アメリカ大陸のビラコチャなど天からやってきた神についての伝承がその説を裏付けている。
そしてもうひとつ重要なことは、それらの神々は文明が発展するにつれ驕り高ぶった人類を憂いて「いちど滅ぼすことに決めた」という伝承がどの文明にも共通して残っていることだ。
北米、欧州、シュメール、それぞれの超古代文明の地に近接した3つの氷河に巨大隕石が落下し、それぞれの超古代文明が大洪水で滅んだ。隕石が3つともその痕跡を残さない分厚い氷河の上にピンポイントで落下した理由は「それが偶然ではなかったからだ」と考えるのが一番合理的な推論ではないだろうか。
超古代に神と呼ばれた存在たちは、人類を滅ぼすために超テクノロジーをもって正確にコントロールしてピンポイントのターゲットに向けて天空から隕石を地上に落下させたのだ。
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2024.10.02 20:00心霊大洪水はアヌンナキらが「人類を滅ぼすため」超テクノロジーで引き起こした? 隕石がピンポイントで文明を滅ぼした理由のページです。隕石、彗星、シュメール、アヌンナキなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで