【ガチ】全裸で白塗りの少年が出現する幽霊物件を取材→インタビュー中にポルターガイスト現象が発生!

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 「100%幽霊が出る都内スタジオ」なんて……と思う方も多いと思うが、驚くべきことに実際に存在する。ヤラセなしを謳うドキュメンタリー映画『怪談新耳袋Gメン ラスト・ツアー』でも、撮影中に次々と怪奇現象が起きる様子が収められたが、ここはまさに“日本一幽霊が出るスポット”なのだ。そのスタジオのオーナーである横澤丈二氏(ヨコザワ・プロダクション代表)にTOCANAが独占インタビュー。編集長の角由紀子も同席し、真相に迫った。

※横澤丈二:「無名塾」出身の俳優であり、現役の脚本・演出家。1996年には、オカルト映画「エクソシスト」の原作者ウィリアム・ピーター・ブラッティー氏と会談、舞台上演権を世界で初めて取得。現在はヨコザワ・プロダクションの代表として、これまで2000人の生徒を指導してきた。

<全4回インタビューまとめはこちら>

 

◆レッスンスタジオで起きる主要な怪異まとめ

壁から出てくる「手」。ヨコザワ・プロダクション提供

・急に線香の香りが立ち込める
・鈴の音がする
・電気の明滅
・うめき声が聞こえる
・天井や壁から手が出てくる
・裸の子供の幽霊が出る
・巨人やずぶ濡れの女の出現
・重いものが急に動き出すポルターガイスト現象
・鏡から水が吹き出す
・巨大な目玉が窓から覗く
・その他多数

◆怪異をメディアに発信する時期に来た!

中央・横澤丈二、右・白神じゅりこ、左・角由紀子

――横澤さんは1990年にスタジオをオープンしてから32年間、そこで起きる心霊現象をメディアで発信されることはありませんでした。けれども、あることを思い出して発信される決意をされたとか?

横澤 はい。私は『エクソシスト』の舞台上演権を原作者であるウィリアム・ピーター・ブラッティ本人から買っているのですが、彼の自宅で初めて対面した際、彼は「君がここに来ると思っていた」と言ったんですよね。つまり、彼も霊感がある人なんです。そんなブラッティが、「君も(幽霊を)見るでしょう? そういうことは、どんどん発信した方がいいんだよ」とアドバイスしてくれたのを思い出したのです。ですから、このTOCANAの取材をきっかけに、ここで起きている数々の怪奇現象をメディアに発信していこうと決めました。また、このスタジオに来る生徒たちは皆不思議な現象を楽しんでいますし、それが見たくてわざわざ来る子もいるほどですから、怪奇現象が起きるからといって“ネガティブな場所”ではないことも伝えたくて。

◆取材中、またもや怪奇現象が起きる!

 今、スタジオ内の複数箇所で「鈴の音」が聞こえましたね。

――また鳴りましたね……。

横澤 「鈴の音」はしょっちゅう鳴りますね。でも、僕は鈴の話などではなくて、角さんに会うとなぜか宇宙人の話しがしたくなるんです。だから、角さんは宇宙人じゃないかなと思っています。もしかするとここに現れる現象は宇宙人が関わっているのかな?

――そういえば今、世界は3次元の世界が5次元へと次元上昇しているという話もあります。

横澤 ああ、そうですか。実は、私の男子生徒がひとり、ここで宇宙人を見て失神しているんです。スタジオの窓を開けたら、でっかい目玉があったらしくて、驚いて失神しちゃった。ここは4階ですから、窓から目が見えるなんてありえないですし、窓枠いっぱいに目があったというからもう異次元の存在としか考えられません。

◆幽霊ビル、レインコートのおばちゃんの幽霊がやってくる

――異次元というと?

横澤 空間が違うんですよね。歪みがあるというか。このビル自体が幽霊が出ることで少し有名なのですが、エレベーターに黄色いレインコートのおばちゃんの幽霊が出るんです。そのおばちゃんは顔が陥没しているので絶対に見てはいけないんです。

――レインコートのおばちゃんの幽霊の顔を見るとどうなるんですか?

横澤 顔がえぐれているので、目玉が奥にあるんです。そのレインコートのおばちゃんは、映像でも捉えられているんですよ。スタジオ内に入ってきてぐいーッとカメラのほうを見つめて、スーッと壁の中に消えていく映像です。レインコートの色がいつもは黄色なのに、その時は白でしたね。

 私もその映像を見ました。目が光っていましたね。先日、某TV局でこのレインコートのおばさんの映像を流そうとしたのですが、結局流れませんでした。番組スタッフ数人がその映像を会議室で見ていたら、急に電灯がチカチカし出したそうなんです。さらに、見終わってエレベーターに乗ったら、人が乗ってきて、みんな挨拶をしたのにでも、気づいたらその人がいないんですって。気味が悪すぎるということで、その映像は地上波では流せないという結論に至ったそうです。

横澤 へえ、そうだったんですね!

 映像に出てくるおばさんが「エレベーターに出現する幽霊だ」とは一言も伝えていないのに、番組スタッフの方からエレベーターの話が出てきたので驚きました。

 

◆怪奇現象:スマホ着信の謎の声、ポルターガイスト現象!?

横澤 あと、うちで撮れた怪奇現象の映像は、消してもまた出てくることがあるんです。先日、このレッスンスタジオでニコ生の放送をしていたのですが、「もういい……」という謎の声をマイクが捉えたのです。でも、その撮れた謎の声は、うちの音声担当者が怖すぎて消しちゃったんですよ。そしたら音声担当者のスマホのLINEの着信音が「もういい……」と鳴ったんです……。

――いやだー!

 きゃー!

取材中にポルターガイスト現象が発生!

――ホワイトボードが揺れている!!!!

〈突然、壁にかかっていたホワイトボードが激しく揺れる〉

 辺りが暗くなってきた!

<スタジオ中の電気が明滅を繰り返す>

――あれ、また鈴の音が聞こえる!

横澤 こういうのが日常茶飯事なんですよ。ここはいつでも絶対に出るんです。先日角さんが来られた時も、天井から手が出てきましたよね。

 10人くらいで一斉に全員で天井からにょろにょろと出てくる手を見ましたね。

――私も写真画像を拝見したのですが、いびつな形をした手でしたね。よく手が出る場所とかは決まっているのでしょうか?

横澤 それが全然決まっていないんです。この間は天井の蛍光灯の横辺りから出てきました。いつ何時、手や幽霊が出てくるかわからないし、声も聞こえてくる。芝居の稽古をしている最中も「きゃー」とか「うー」とか言ってセリフにからんでくることもありますね。

――ちょっとホワイトボードの辺りを拝見していいですか? 

〈角氏と筆者でホワイトボードの近くを調べる。〉

右奥のホワイトボードがブンブン揺れた


横澤
 全然、調べていただいてかまいません。これは男2人がかりでないと運べないすごく重いホワイトボードですから、ひとりでに動くなんていうことはありません。

――すごく重い…3キロはありそうですね。

呪怨/アマゾンより

◆映画『呪怨』の俊雄くんのような白塗りの子どもの幽霊

――取材中に怪奇現象が起きまくるなんて、こんなことは初めてです。このビルは、1966年竣工でずいぶんと年季が入っていますね。ここは、いつから借りられたのですか?

横澤 1992年の9月ですね。

――なぜ、ここを借りられたわけですか?

横澤 単純な理由で、もともと私がこの辺りに住んでいて、生徒が増えるにあたって広い稽古場にうつろうとしたらここが空いていたというだけ。

――4階を借りているんですね?

横澤 レッスンスタジオとしては4階のこの一部屋ですね。事務所は他のマンションの一室を借りていますが、そちらには何も出ないです。

 入居されてすぐに幽霊は出て来たのでしょうか?

横澤 はい。借りてすぐに出ました。『蝿の王』というウィリアム・ゴールディング原作の小説をもとにした舞台の稽古していた時でした。『蝿の王』とは、聖書に登場する悪魔「ベルゼブブ」のことなんです。稽古をやりだしたらいきなり天井がバコーン!と割れだしたのです。やがて、どんどん天井が割れていくので思い切って全部剥がしたら、天袋になっているだけだっだのでぶち抜いてしまいました。

――天井が打ちっぱなしみたいになっているのは、そういう理由だったんですね。

横澤 天井をぶち抜いたらぶち抜いたで今度は配管がキーン!と鳴ったり、明かりがついたり消えたりし出したりしましたね。

――幽霊も初期の頃から出ていたのでしょうか?

横澤 初期にはよく子どもの霊が出ていました。初めて幽霊が出た時のことを覚えています。今みたいに三密は避けましょうなどと言われていない時代でしたから、稽古が終わった後はここで車座になってみんなで一緒に飲んだりしていたんですよ。そしたら、いつしか子どもが一緒に座っているんです。驚いてみんなで悲鳴を上げると消えました。でも、そこから幽霊が出るようになったのです。

――その子はどんな子どもだったのでしょうか?

横澤 幼稚園ぐらいでしたね。ついている物がついていたので男の子でした(笑)。

――あっ!その子は裸なんですか?

横澤 常に裸ですね。

――まるで、映画『呪怨』に出てくる男の子の幽霊の俊雄くんみたいですね。

横澤 なので、『呪怨』もおそらく実際にあった幽霊の話しをきちんと取材して清水崇監督が作っていらっしゃるのだなと思いました。全裸で白塗りの子どもの幽霊は今、小学校高学年ぐらいになってます。もしかしたら入居した時の子どもの幽霊が大きくなっているのかもしれません。

――幽霊も成長しているんですね。

横澤 それを幽霊と言わなければ異次元のものかもしれない。

 そういえば以前、横澤さんは幽霊と会話をされてましたよね。

横澤 「俺たちがいると心地が悪いの?」というように質問すると、電灯がチカチカして応答したりしてくれるんです。

 私も実際にそれを見ました。あれは、幽霊あるいは異次元の存在との会話でしたね。

(取材・文=トカナ編集部、角由紀子、白神じゅりこ)

ヨコザワ・プロダクションでの怪異を追ったドキュメンタリーホラー作品『新耳袋Gメン ラストツアー』もぜひ御覧ください!トカナ編集長の角も出演しています!


<ヨコザワ・プロダクションでは新人を募集しています>

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<横澤丈二脚本のラジオドラマ放送中!>
ラジオドラマ甲子園
毎週日曜12:00~12:30
レインボータウンFMにて放送中!!
毎週1話、脚本・演出家、映画監督の横澤丈二が
オリジナルラジオドラマを書き下ろし、放送。毎週約15分の短編ラジオドラマと、
約15分のトークをお届けしているトータル30分のラジオ番組です。

人気シリーズ
「眉山の風よ!阿波の踊りに吹け!」
「エクソシスト事務所」など
ぜひサイマルラジオやリッスンラジオからお聴きください!
『 ラジオドラマ甲子園』の詳細は、ヨコザワ・プロダクションの公式HPまで!

文=白神じゅりこ

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