ウクライナ情勢、第三次世界大戦に拡大して人類滅亡! 18世紀の「メシアニック預言」的中へ

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「Daily Star」の記事より

■ロシアとトルコとの戦争から始まる世界の終末

 ユダヤ教における終末思想の専門家であるラビ、ピンカス・ウィンストン師は、現在の東ヨーロッパの状況はメシア到来の事前イベントであると信じられている「ゴグとマゴグの戦い」と平行しているようであると解釈している。

「ゴグとマゴグは北から来ることが知られています。ヘブライ語で“北”は“隠された”という意味でもあります」(ウィンストン師)

 彼はまた、ロシアとトルコの間の戦争はゴグとマゴグの戦いの前に起こると予測されていたと述べている。

「両国は以前にも対決したことがあります。毎回、爆発物の塔を建てるようなものです。小さな出来事が大きな紛争を引き起こしたように見えるかもしれませんが、いずれの場合も、火花が散るのを待っているのです」(ウィンストン師)

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「Daily Star」の記事より

 ロシアとトルコの戦争をきっかけに第三次世界大戦に拡大し、この世の終末を迎えることになるのだろうか。

 ウィンストン師は、主要な多国間戦争に共通するものは「過剰な自由主義」であり、その期間後には必ず、紛争が勃発すると主張している。

「多少のリベラリズムは良いことであり、むしろ必要なことです。世界は、人々、特に指導者が、神が世界を動かしていることを認めたときにのみ適切に動くことができます。人々と政府は、グローバルな枠組みの中で自分たちの行動に責任を持つ必要があります。リベラリズムがそうなっているように、人々が社会的に無責任になると、紛争は避けられなくなります」(ウィンストン師)

 彼は聖書がこのことを示していると言う。イブは「天国のくびきを投げ捨て」、彼女自身の利益のために行動した「最初のリベラリスト」であるというのだ。

「ヘビは、自分たちのことだけを考え、他人を犠牲にしてどのように利益を得ることができるかを考えるプーチンとヒトラーのようなものです」(ウィンストン師)

 リベラル派の私利私欲が世界を滅亡に導くということだろうか。いずれにしても現在のウクライナの緊張を注視することはもちろん、その後のロシアとトルコの動きに警戒が必要であるようだ。


参考:「Daily Star」、ほか

文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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