【心霊写真】川遊びする家族を狙う“おぞましい顔”! 100年前の事件発覚、地縛霊か!?
2014年に撮影された心霊写真が今、再び人々の話題をさらっている。問題の写真は、川で仲良く水遊びに興じる家族を写したものだが、そこにいるはずのない存在が顔をのぞかせていた。しかも、被写体の女の子が「何者かに2回、足を引っ張られた」と海外メディアで証言したことで、謎の顔の正体について探ろうとする動きが活発化。やがて100年前のおぞましい悲劇が判明し…… という流れを辿ったのだが、この顔については当初から「水しぶきではないか」という声があったことも確かだ。しかし、改めて写真の色調をネガポジ反転してみると問題の部分は明らかに真っ黒く写り、それが水しぶきでないことは明らかだという。では、やはりこの顔は…… 近年稀に見る恐ろしい心霊写真が撮影された経緯についてお伝えした2015年3月の記事を再掲する。
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現在、オーストラリア人女性がFacebook上で公開した1枚の心霊写真に、「The Daily Mail」をはじめとする複数の海外メディアが沸き立っている。というのも、その写真の撮影場所にまつわる100年前の悲しい事実が判明したためだ。まずは、問題の写真をご覧いただこう。
この写真は、クイーンズランド州南東部に位置するラックラー川で、去年撮影されたものだ。楽しそうに川で遊ぶ女性2人と、3人の子ども――と思いきや、よく見るともう1人、写真中央に真っ白な顔(?)が写り込んでいるではないか! 少しうつむいた頭の左右には、突起のような何かがついていることも確認できる。
娘を抱えてピースサインをしている女性、キム・デービソンさんが、Facebook上の幽霊追跡者が集まるページにこの写真を投稿すると、瞬く間に拡散し、様々な憶測を呼ぶこととなった。デービソンさんは、「撮影時に川で泳いでいる人間は、5人以外にいなかった」と断言し、「ツノの生えた白い頭は、きっと人間のものではありませんよ」としていたが、事態はその後、意外な展開を見せる。
なんと写真の撮影現場で、今から100年前にドリーン・オサリバンという13歳の少女が溺死していたことが判明したのだ。1915年11月22日付の新聞「The Brisbane Courier」が事故について詳しく報じており、現在もインターネット上にアーカイブされている。それによると、溺れたドリーンが引き上げられたのは事故発生から約1時間後であり、現場は当時から危険な場所として認識されていた模様だ。
このような過去の経緯を踏まえ、「謎の白い顔はドリーンの地縛霊であり、ツノのように見えるものは彼女の髪飾りなのではないか」という指摘がFacebook上で相次いだ。さらにデービソンさん本人も、不思議なことを思い出したという。
「そう言えばあの日、娘が『水の中で2回、何かに脚を掴まれた』と語っていたのです」
「私も、背後に何らかの気配を感じていたことを思い出しました。あまり気にしないようにしていたのですが……」
その後デービソンさんは、2人の超常現象専門家に写真の鑑定を依頼したが、得られた結論は、やはり「ここには幽霊が写り込んでいる」というものだったようだ。もしも鑑定結果が正しいとしたら、100年前に亡くなった少女が今も現場に留まる理由とは一体何なのだろう? 今後、しっかりと成仏(昇天)できる日が来るとよいのだが……。
参考:「The Daily Mail」、「オーストラリア国立図書館」、「Facebook」、ほか
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