前世・来世がわかる衝撃「ヘミシンク」ツアーに潜入取材! 意識の最奥で見えたヤバい真実
■来世は焼鳥屋のオヤジで決まり?
セッションはリクラニングチェアに座り、ヘッドホンでヘミシンクを聞きながら行う。音楽が始まると、ナレーションが「目の前に明るい道があります。その道を一歩一歩、歩いて行きましょう」等の指示をする。それに従って想像し、意識の奥へと入っていく。催眠術の一種だが、ヘミシンクを聞きながら行うことで、意識の奥へ入れるのが特徴だ。
30分、音楽を聞いた後で何を見たか話し合う。参加者は私を含めて4名。
「ずっとアルクトゥールス、アルクトゥールスという言葉が出てきました。自分の名前はミゲラで、『自分の体を見てください』というナレーションで自分を見たら、白っぽいつるっとした体に目だけが真っ黒で、背中にトビウオみたいな羽根が生えていました」
「赤い大きな鳥居をくぐると平安時代みたいなところで、小さな天使みたいなものが飛んでいて、かぐや姫の関係者に北斗七星だと教えられました」
私はというと、惑星サイズの蛾の鱗粉に生えているキノコのような植物から自分が生えていたので、なんともファンタジー。いわゆる普通の想像とは違う、目の前でチリチリと映像が動く奇妙な感覚もあり、面白い。
半分起きて半分寝ているヘミシンクの状態は究極のリラックスでもある。体に良いようで、肩こりもなくなった。なぜか体の左半分が猛烈に熱くなった――エネルギーが入る(としか言えないそうだが)――そういうことがあるらしい。
過去世の次は、現世の目的、来世の姿と4段階で自分を体験する。私は宇宙人だった時のことは何も思い出さなかったが、昔のことを色々思い出し、風呂上がりに母親に体を拭いてもらうのが最高の幸せだったなとか、もぐらを飼っていてすぐに殺しちゃったなとか、忘れていたことがポロポロ思い出され、とても懐かしく、ちょっと悲しくもあった。
そして来世を知るセッションでは、なぜかスキンヘッドの小坂さんという人が出て来た。居抜きの寿司屋を買って焼き鳥屋を開業し、奥さんはテレビ局のカメラマンで店の名前は“小暮れ”というのだった。設定が細かすぎる。
えーと、これが来世?
「それガイドじゃないかな」
と坂本さん。意識の世界を旅する時、ガイドが現れるのだそうだ。そしていろいろなアドバイスをする。老人や美しい女性のことが多いそうだが、私の場合はスキンヘッドの小坂さん。うーむ。
ヘミシンクの愛好者には有名人も多く、さきに早逝した女流漫画家や有名な作詞家などがいる。
ちなみに坂本さんは元は有名メーカーで半導体を作っていたバリバリのエンジニア。今も研究熱はさめず、ここ数年はピラミッドパワーの研究に余念がない。ピラミッドの上にきゅうりを置き、きゅうりが発生するガスの量を測定しているのだそうだ。「ピラミッドの上に載せたきゅうりはガスの発生が明らかに多い」のだそうで、学会に論文も出している。きゅうりというところがカワイイ。
『宇宙からお金の恵みを受け取る』コースというのもあり、宇宙に頼んで金運を良くするのだそうだ。あまりに素晴らしいコンセプトなので、次回はそれを受ける予定である。
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2024.10.02 20:00心霊前世・来世がわかる衝撃「ヘミシンク」ツアーに潜入取材! 意識の最奥で見えたヤバい真実のページです。前世、脳波、潜入、来世、ヘミシンクなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで