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荒れ狂うコックリさん、奇怪な声を逆再生したら…！心霊バンドマンが「どうしても打ち明けたかった」恐怖体験（座談会）

2022.04.25 17:30 文＝白神じゅりこ

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荒れ狂うコックリさん、奇怪な声を逆再生したら…！心霊バンドマンが「どうしても打ち明けたかった」恐怖体験（座談会）の画像3 — 画像は「Getty Images」より引用

◼広島にまつわる不思議な体験

Hiromitsu　　過去と現在が混ざると言えば……！ものすごい霊感があるAという友達がいるんです。そのAが広島平和記念資料館に行った時、展示室の端っこにボロボロの服を着た小さな男の子が体育座りをしているところを発見したそうです。変だなと感じながらも、Aは「もしかすると何かの企画かな？」とも思ったそうです。ですが、展示室にいる他の人は、誰もその男の子に気付いていないようだったと。

　男の子は「僕のお弁当箱はどこ？僕のお弁当箱はどこ？」とぶつぶつと独り言を喋っていたそうです。Aが男の子に「どうしたの？」と声をかけても、返事もしないしこっちも見ない。その男の子の近くがちょうど遺品を展示している場所だったのですが、Aは真っ黒に焼けたブリキのお弁当箱があるのに気がついたんです。それで、ぱっと男の子のほうを向いたらもういなかったという。

笹　　成仏できなかった男の子だったとしたら可哀想ですね。ちゃんと供養して、本当はお弁当箱もお墓などに納めるなどしたほうが良いのかもしれないですね。

Hiromitsu　　そんな不思議なことがあって資料館を出た後、Aは平和記念公園の辺りまで行って喫煙所でタバコを吸ったそうです。そして、ふと見たら、タバコを持っている自分の手がシワシワの老人のようになっていて、その瞬間サイレンの音が聞こえてきたというのです。その時、なぜか傍には絵を描いているお爺さんがいたのですが、目が合った瞬間、そのお爺さんから「ああ、お前は俺のことがわかるんだ」と言われたんですって。

角　　解釈に迷う、不思議な話ですね。何を意味しているんだろう。

キック　　そういえば、ダブルネームというお笑いコンビのカオルさんっていう芸人が、靖国神社に幼い息子さんを連れて参拝した日の夜に不思議な体験をしたそうです。夜中、息子さんが寝静まったと思いカオルさんはお菓子を食べていたようなのですが、ふと横に気配を感じたので見ると、眠ったはずの息子さんが真横に直立不動で敬礼をして立っていて、聞いたことのない低い声でカオルさんに「お菓子くれよ」と言ったそうです。まだ靖国神社の歴史的背景も知らないような幼い子が、なんでそんなことをしたのか不思議ですよね。単純に腹が減っただけなのか、軍人の霊に乗り移られたのか……。

Hiromitsu　　Aによると、その時に自分の意識はあったというので、タバコを吸いたかった霊がAの肉体を借りて吸っていたのかなあ。でも、霊感がある知人もこの間、広島に連れて行った時に不思議なことを言ったんですよね。その知人はアメリカ人だから、「原爆投下の実態をもっと多くの人に知ってもらいたいね」なんて話していたんです。そうしたら知人が突然、「影がすごい。影がちょこちょこ歩き回っている」と驚いていました。

キック　　無念のあまり成仏できていない方々がたくさんいらっしゃるのかもしれません。

〜つづく〜

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