UFOタブーが絡んだ4つの不審死を暴露! 全てを知ったら消される… 大統領さえ抗えない“権力”とは!?

■ジェニー・ランドルズ

 謎の死を遂げた人物ではないが、示唆に富む言及を行っているのはイギリスのUFO研究家であるジェニー・ランドルズだ。ランドルズは1982〜94年にかけて同国のUFO研究協会で調査担当ディレクターの任に就いていた専門家である。

 彼女の活動にはイギリス軍の内部情報に通じた“ロバート(仮名)”が協力しており、1986年後半に彼によって「非軍人の排除(Elimination of Non-Military Personnel)」というタイトルの機密文書が提供された。これはつまり、UFOに関する秘密を知り得た軍人以外の人物をどう扱うかについてのマニュアルである。

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「Mysterious Universe」の記事より

 特に影響力のある立場にある人々がUFOの秘密に触れてしまった時、最も頻繁に使用された1つの方策は、政府部門で高給の仕事を提供することであるという。高額の報酬と引き換えに口を封じる一方、折を見て脅迫まがいの手段が採られることもあるという。

「いわゆるメン・イン・ブラックに関する情報がありました。国家の安全保障に関する事項であると人々を脅し、黙らせるのです。しかしロバートは、この戦術は特定の人々にのみ用いられたと私たちに言いました。そして、もし人々が公にエイリアンの話をしてしまった時には、それが信頼できる話とはみなされないようにもする」(ジェニー・ランドルズ)

 つまり、UFOの話を嘲笑の対象とするべく罠を仕組んでいるということになる。しかし、このような金銭的インセンティブや脅迫が機能しなかった場合、“最後の手段”があるということだ。

 ロバートによれば、それは自殺や事故のように見せかけた殺人である。しかし彼はこの“最後の手段”はめったに使用されなかったことをランドルズに念を押して伝えたという。“最後の手段”がどれほどレアケースであったのか、そしてそれが実際に誰に適応されたのかについての言及はないようだが、この先、時を経て情報がもたらされる可能性も残されているだろう。

 UFOの機密情報をめぐるあまりにも不気味で不吉な話題だが、こうしたケースが実際にあったことをこの機会に今一度確認しておきたい。

参考:「Mysterious Universe」、ほか

文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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