宝くじに高額当せんして「地獄に落ちた」恐怖実例集! 死、孤独、犯罪… 破滅に法則性は!?

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画像は「宝くじ公式サイト」より引用

 今月6日に「ドリームジャンボ宝くじ」が発売された。1等・前後賞合わせて5億円という高額な当せん金が話題になっているが、欧米ではそれを遥かに上回る途方もない金額が当たる宝くじも多く、当せんによって人生を狂わされた人々が非常に多い。今回は海外の超高額当せん者のその後を紹介し、凋落の人生を歩まないようにするためにはどうすれば良いか考えてみたい。

■飲酒三昧の果てに全てを失う

 英国のベン(仮名)という男性は、10年前に国営宝くじで7桁のポンド(1億5,000万円~15億円)の当せん金を獲得した。彼はすぐに仕事を辞め、家族とともに浪費生活を始めた。毎晩ワインのボトルを2本空け、贅沢な食生活、そして運動不足のために体重はみるみる増えていったが、それとは対象的に財産はどんどん減り、たちまち底をつきた。

「贅沢な生活を送ってきましたが、それがどれほど速く巨額の財産を失うか知ったら、皆さんは驚くでしょう」とベンは語る。彼はすべての財産を失った後で仕事に戻り、人生をやり直したが、そこで妙な安心感を得たという。

 また、「宝くじに高額当せんすると、金を失うことを怖れるようになり、大金を持っていることを楽しめなくなります」「それだけの大金をもつことは間違いなく、あなたの中の悪魔を引き出します」と人々に警告する。“夢”だったはずの宝くじが“悪魔”に変わってしまったのだ。

■家庭が完全崩壊!

 英国ノースヨークシャーに住むITマネージャーのロジャー・グリフィスと、妻で教師のローラは、非常に仲の良い夫婦だった。2005年に180万ポンド(約2億8,000万円)の宝くじに高額当せんした。すると2人はすぐに仕事を辞め、当せん金の約半分を豪華な納屋の改造や高級車に充てた。

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画像は「Daily Mail」より引用

 だが、6年後にロジャーと別の女性との関係を示すメールを妻が見てしまったために、争いが始まった。さらに、不動産と美容院への投資や、その価値も下落した結果、財産が底を尽きた。2人は以前よりも貧乏になったことを互いに非難した挙句、2013年に14年間の結婚生活に幕を下ろして離婚するハメとなった。まさに宝くじによって不幸になった夫婦によく見られるパターンだ。

■犯罪やトラブルに巻き込まれ、孤独な最期

 英国のマーガレット・ラフレイは、離婚した6年後の2013年11月、56歳の時にユーロミリオンズを購入した。これはヨーロッパ最高レベルの当せん金を謳う宝くじで、50個の数字から5個の数字を選び、さらに20個の数字から2個を選ぶもの。その結果、約2,700万ポンド(約42億円)もの超高額当せんを果たし、アイルランド史上最高額の当せん者となった

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画像は「Belfast Live」より引用

 彼女は当せん金で不動産を購入するなど豊かな生活を楽しんでいたが、それは長くは続かず、生活が乱れ、タクシー運転手への暴行容疑で有罪判決を受けたり、元個人秘書の女性への不当解雇で3万ポンド(約480万円)の賠償金の支払いを命じられたりと、幸福とは言い難い人生を歩み始めた。2019年には多数の盗難に遭い、財産は残り500万ポンド(約8億円)にまで減ったと主張したが、その前後にもさまざまな団体に密かに寄付を行っていたことが判明している。

 こうして、宝くじの高額当せんを果たしたばかりに人生の坂を転がり落ち、ある雑誌のインタビュー記事では、「(宝くじが)彼女を地獄に送り返した」とまで書かれる始末だった。また本人も、「大金が私の人生を破壊した」と語るほどだった。その後、週71ポンド(約1万2,000円)の生活費で独り質素に暮らすようになったが、2021年9月2日に北アイルランドのバンガローで死んでいるのが発見された。警察はマーガレットの死に事件性はなく、自然死と結論づけた。

 自宅を荒らされた形跡もなく、60代半ばの若さで特に持病もなく「自然死」とは、納得できない部分が残るところだ。マーガレットの兄は、妹の死後に宝くじの当せん金に制限を設ける時期が来たと訴えている。

■希望に満ちた人生となるはずが… 早逝

 英国スコットランド・ダウン県に住むカルム・フィッツパトリックは、2014年に国営宝くじを買い、同国史上最年少の16歳の若さで39万ポンド(約6,100万円)を獲得した。そして17歳で新車を購入するなど、未成年にしては羽振りのよい生活を送るようになった。

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画像は「Daily Mail」より引用

 だが、そのような豊かな暮らしも長くは続かなかった。2021年6月1日に23歳の若さで亡くなったのだ。死因は非公表となっているが、家族は当せん金の残りを、自殺と自傷行為の防止のための団体に寄付する計画があるという。死因はいまだに不明だが、両親が望む寄付先を考えると、意味深ではある。若くして大金を得たことで人生が狂わされてしまったのだろうか。

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