ロシアで相次ぐオリガルヒ怪死の真相とは? 「グレート・ナラティブ」到来か、ジェームズ斉藤が明かす超機密情報
ジェームズ 日本がここまでおかしくなってしまったのは、彼ら主要マスコミが原因であることもかなり大きいと私は見ています。朝日、読売などの全国紙、フジやテレ朝などのキー局の資本はすでに外国資本になっていますし、電通はもともと満洲国由来の朝鮮系企業ですから、最初からどうしようもないのですが、記者の質まで落ちています。心ある人は辞めていっていますので、主要マスコミに残る人間たちは拝金主義者か売国奴ぐらいでしょう。
私の知り合いの日本の主要紙の一つである某紙の論説委員の方は「我々の任務はナラティブを作ることにある」と堂々と言っていました。ナラティブを作るということはストーリーを作ることを意味し、その時点で事実の報道というメディアの本来の任務を捨てています。
ちなみにクレムリンのディスインフォメーションもナラティブを提供します。つまり、日本の主要メディアは「公正・客観性」という綺麗事を謳い、中身はクレムリンの認知戦と変わりないことをしているのです。日本も遂にロシアレベルのフェイク国家になってきました。ですから、日本の人たちは自分で情報を集め、自分なりに判断することを覚えていかないと、今後ますます外国資本のモルモットにされてしまいます。これからは「与えられる情報にはバイアスがかかっている」ことを自覚し、自ら情報を取捨選択する力が必要になってくる時代でしょう。
──ちなみにダボス会議の主催者で『グレート・リセット』の著者シュワブの新刊本のタイトルは『グレート・ナラティブ』です。
ジェームズ そうでしたね(笑)。リセットしたあとに物語を刷り込むわけです。ダボス会議の話は今度しましょう。
──あと気になったのは台湾有事の問題です。尖閣や沖縄も含めて中国は他国への侵攻を強めそうですか?
ジェームズ いえ、いま中国が台湾に侵攻する確率は低いと思います。なぜかというと、中国が台湾に侵攻するとロシアと同等の経済制裁を発動されるからです。あれを今の中国がくらったら国は崩壊します。
──ロシアは保つけど、中国は保たないんですね。
ジェームズ 中国はそこまでの国家レベルのレジリエンス力はないです。ロシアの場合はみんな貧しいので経済制裁を受けたぐらいでは変わらないんですよ、生活は(笑)。あと、中国との決定的な違いは、ロシアは資産防衛をしないということです。中国は資産防衛の意識が強くて、一般の中国人でも金のネックレスをしています。その理由は国が崩壊しても外国に逃げて換金できるからです。しかし、ロシア人にはそこまでの資産防衛の感覚はないので、外国が攻めてきたら戦います。中国の場合は逃げますから、経済制裁をされると簡単に崩壊します。国民が戦いませんので。
あとは共産党のエリートが海外に資産を預けているので、海外からお金を引き出せなくなると習近平が抹殺されると思います。習近平はプーチンと違って諜報機関の出身ではなく、共産党のエリートです。世渡りは上手ですけど、自分の防衛、セキュリティはプロではありません。自分が暗殺される仕組みがわかっていませんから、殺そうと思えば簡単に殺せるはずです。習近平はそれもわかっていますから、いまのタイミングで他国への侵攻はありえません。
──中国の侵攻はそれほど心配しなくてもいいと。
ジェームズ 大丈夫です。そもそも、今の中国にとって、ロシアの侵攻はハタ迷惑なだけなのです。ユーラシア大陸における重要な同盟国であるロシアが暴走したので、どう処理するかで困っているというのが実情です。よって、台湾有事の前にロシア憂慮をなんとかしたいと思っているはずです。それに、いま台湾有事が騒がれ始めているのはアメリカが逆に煽ってるからでしょう。
──アメリカがなぜ、煽っているんですか? 戦争から手を引きたいんじゃないんですか?
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2024.10.02 20:00心霊ロシアで相次ぐオリガルヒ怪死の真相とは? 「グレート・ナラティブ」到来か、ジェームズ斉藤が明かす超機密情報のページです。プーチン、怪死、ダボス会議、オリガルヒ、グレート・ナラティブ、第三次世界大戦などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで