ウクライナ侵攻と日露戦争に奇妙なシンクロ多数! 旗艦の撃沈日、妖怪・UFOの参戦… ロシア敗戦は必定か!?
2月24日、ロシアがウクライナに軍事侵攻を開始した。遡ることちょうど1年前の2021年2月、筆者はウクライナの地を踏んでいる。代理母出産で子供を作るために訪れたのだが、まさか1年後にこんな事態になるとは思わなかった。
ロシアは2014年3月18日にウクライナのクリミア地方を併合しており、戦争の火種があったといえばあったのだが、ここまで露骨な軍事侵攻に踏み切るとはまったく考えてもいなかった。
一部ではロシアがウクライナの次に狙っているのは、日本の北海道であると言われている。事実、ロシアの高官は「北海道に関しては、ロシアが権利を持っている」と発言しており、今後日本の防衛を考え直すべき事態となっている。
それと連動して思い浮かべるのが、日露戦争である。日露戦争は国の存亡をかけた聖戦であり、魔物・神様が多数参加した戦争だと言われている。
そして実を言うと、今回のウクライナとロシアの戦争にも妖魔が参戦しているのである。AP通信が5月14日に伝えたところによると、この日にロシア軍はハルキウ一帯から退却をはじめた。今もロシアはウクライナ東部2州の制圧を目指して攻撃を続けているが、川を渡る軍事作戦には失敗したと見られており、この失敗には、ウクライナ側に「ヴジャノーイ(川に住む妖怪)」が味方したことが関係しているという話があるのだ。
SNSで広まった噂には、ヴジャノーイが機関銃を操作する写真も一緒に出回っている。もちろんこれはジョーク情報だが、このような噂が流れるには深い背景があると推測される。
なぜなら、日露戦争においても化け狸が味方したと言う民話が語られているのだ。松谷みよ子の『現代民話考』によると、ロシアの司令官クロポトキンの証言として、日本兵の中には赤い服を着ている者がおり、それらの兵士は銃で売っても何度も立ち上がってきた、と記されている。これは伊予の喜左衞門狸の仕業と言われているが、高松の浄願寺の狸も参戦してロシア兵を翻弄したという。
また、ロシアと戦闘中のウクライナ上空に2022年の2月以降、たびたびUFOが現れている。その映像はSNS等で拡散されているが、同じようなことは日露戦争でも起きていた。北関東の民話集によると、日露戦争が終わった直後、巨大な火の玉が上空を飛んだと言われている。そしてこれは英霊が日本に帰国したのだと噂された。
さらに、今回のウクライナ侵攻においては奇妙な話も伝わっている。それによると、ロシア軍が迫ってくる状況で、ある若者が父親に電話をかけた。お別れを告げるためである。父親は息子の話を聞いて神に祈った。すると、空から雷のような音が鳴り響き、ロシア軍の兵器がことごとく破壊されたというのだ。これは神が起こした奇跡と囁かれている。そして、これまた不思議なことに日露戦争でも同様のことが起きていた。筆者の著書『とうほく妖怪図鑑』に記載した話だが、戦争に出兵する兵士を乗せた列車が鹿島神社の近くで止まってしまった。しばらくすると無事に動いたが、兵士たちの間では「鹿島様が一緒に出征してくれた」という話が流布したのだ。
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2024.10.02 20:00心霊ウクライナ侵攻と日露戦争に奇妙なシンクロ多数! 旗艦の撃沈日、妖怪・UFOの参戦… ロシア敗戦は必定か!?のページです。妖怪、ロシア、シンクロ、山口敏太郎、日露戦争、ウクライナ侵攻、第三次世界大戦などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで