ウクライナ後の世界はブレイブニューワールド(ジェームズ斉藤)
“ウクライナ後”に待ち受ける「ブレイブニューワールド」とは!? 中露と隔絶した新たな世界秩序をジェームズ斉藤が解説
【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第13回

【ジェームズ斉藤が明かす「ウクライナ侵攻」の真実】
第1回:全ては出来レース… 米露は密約を交わしている
第2回:真の黒幕はバチカンか!? 裏世界の縮図を暴露
第3回:ロシアの目的はウクライナの「隠し核兵器」か!?
第4回:侵攻直前にロシアが流した“謎の映像”の意味
第5回:ウクライナ大統領の正体は“ロシアのスパイ”か?
第6回:侵攻の陰でロシア軍内部にプーチン暗殺の陰謀!?
第7回:プーチンはチェルノブイリに核を落とすつもりか!?
第8回:ゼレンスキーの“報じられない闇”! 黒すぎる人脈
第9回:侵攻苦戦は“伝統”… プーチンを操る「影の支配者」
第10回:プーチンはすでに核兵器使用を決意か!? “三重の裏”
第11回:プーチンは「ユダヤ・ファースト」で動いていた!?
第12回:ロシアは核攻撃で「日本の再現」狙う!? 本当の戦況
第13回:本記事
第14回:露の危機、米の利益、英の謀略… 侵攻と世界情勢の裏
──前回は衝撃的でした。「ロシアが仮に核を使っても世界は大して変わらない」というお話だったんですが、確かにその可能性はありそうですね。
ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ) 私にとっては驚く話ではありません。そもそもウクライナが攻められても欧米は見て見ぬふりでした。武器と金を送るだけでしたよね? しかも、その金はすべて軍産複合体にいくだけで、長引けば長引くほど、儲かるのは軍需産業という構造です。戦争がしたい勢力か、傍観者しかいないのがこの世界であることがわかってしまいました。となれば、ロシアがウクライナに核を落としても、世界は非難はするでしょうが、実際に誰が動くのかといえば、誰もいないわけです。
──そうでしょうね。そう思います。
ジェームズ ウクライナに核が落とされようと落とされまいと、西側がやるのはロシアに対する経済制裁と、ウクライナへの武器輸出、これは今とまったく変わりません。ただし、確実に変わるものがあって、それは世界の秩序です。ロシアはいま中国と手を組んでアメリカが作った世界秩序を壊そうとしています。壊して新しい秩序を作ろうとしています。それがユーラシアの統一です。中国が経済を、政治と軍事をロシアが担当するという区分けです。そこで重要になってくるのが脱ドル化です。
──中東もそうですけど、脱ドル化の動きはドンドン加速していますよね。
ジェームズ ユーラシアにおいてドルは基軸通貨から外れることになるでしょう。代わってユーラシアの基軸通貨になるのが人民元です。それもデジタル人民元です。デジタルであることがとても重要になってきます。デジタル人民元が基軸通貨になった世界は恐ろしいです。賄賂を官僚に渡せないようになるんです。中国の歴史から賄賂文化が初めて消えるかもしれません。
──ん?? すみません。それは良いことのように一瞬聞こえますが。
ジェームズ いえ、完全な監視社会が到来するということです。なにしろ、デジタル人民元になったら通貨の動きはすべて掴まれてしまうわけです。1元使うにも中国共産党の中央サーバーに情報が送られるので。脱税も何もできない、すべてがクリーンな世界です。中国は韓非子の論理に基づいて完璧な法治国家を作ろうとしているんです。ですから、ゼロコロナとか言い出すんです。そういう極端なことになっていくでしょう。
──住みにくそうな社会ですね。
ジェームズ そんな世界で本当に人間は生きていけるのでしょうか? 興味深いところではありますが、普通に考えれば、まさにジョージ・オーウェルが描いた『1984年』型の監視社会になるはずです。なにしろ、ロシアと中国という独裁政権が監視するわけですから。かなりハードな全体主義になるはずです。
──となったら、まだ、西側のほうがいいということですね。
ジェームズ それもどうでしょうか? ドルが力を失った西側世界でも、オーウェルが描いたもう1つのディストピアが生まれると思います。それが『ブレイブニューワールド』型の全体主義です。
──ブレイブニューワールド? どんな世界なんですか?
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2023.03.20 11:00スピリチュアル“ウクライナ後”に待ち受ける「ブレイブニューワールド」とは!? 中露と隔絶した新たな世界秩序をジェームズ斉藤が解説のページです。ロシア、プーチン、ウクライナ、核兵器、新世界秩序などの最新ニュースは知的好奇心を刺激するニュースを配信するTOCANAで
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