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「風の時代」に読むべき究極のオカルト本10選！非二元、地球周波数、時間ピッタリ現象…！

2022.05.27 14:00

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　そして、後者の斉藤新緑氏といえば、「ワクチンは殺人兵器」「バイデンはこの世にいない」「9・11のテロはCG」といった内容の冊子を地元で配布し、「陰謀論の信奉者」として物議を醸した人物である。ヒカルランドでは、そういった一癖も二癖もありそうな多くの人物の講演会やセミナーも主催しているという。

「風の時代」に読むべき究極のオカルト本10選！非二元、地球周波数、時間ピッタリ現象…！の画像4 — 絵＝沖真秀

「松久氏のセミナーは高額ですが、参加者は200名を超えることがあります。他にも弊社主催の人気講師の企画には、日帰りパワースポットバスツアーが8万6813円、個人セッション（ヒーリング＋コンサル）が11万3681円、スピリチュアル経営相談が1時間で48万円といった値段設定のものがありますが、顧客には経営者の方が多いので毎回大盛況です。というのも、人の上に立つ人物というのは、相談相手が少ないため、神社に参拝するなど、スピリチュアルな方向に傾倒しやすいのです」（同）

　そんな出版事業だけにとどまらない、同社が小誌にオススメする本とは、どういったものになるのだろうか？

「マリー・D・ジョーンズ氏による『11:11 時間ピッタリ現象』【3】は、数字にまつわる不思議な現象を哲学的に捉え、解説するといった内容の本です。例えば、ふと時計を見たときに9時9分や10時10分みたいにゾロ目の数字だったとき、それはただの偶然ではなく『宇宙的なものや霊的なものが作用しているのではないか？』といった考え方を後押しする内容になっております。身近に起こりやすい出来事なので、一般の人にもわかりやすいと思います。

「風の時代」に読むべき究極のオカルト本10選！非二元、地球周波数、時間ピッタリ現象…！の画像5 — 左：『11:11 時間ピッタリ現象』、右：『地球周波数【共鳴共振】最大化レッスン』

　もう1冊はメリッサ・アルバレス氏の『地球周波数【共鳴共振】最大化レッスン』【4】。これは、世界に250カ所あるというパワースポットを紹介するものです。パワースポットを訪れる人というのは、何か大きな決断を迫られている人が多いんですね。そういう人の背中を押すために、パワースポットの内容や、訪れる前の事前準備などを網羅しています。この本も経営者の方々に売れているようで、弊社一押しですね」（同）

　どちらの作品も、悩める人の背中を後押しするといった点で共通している。なお、後者の書籍の値段は8800円。個人的には、購入する時点で背中を押してくれる存在が必要になりそうだ……。

■“非二元（ノンデュアリティ）”と和のこころと健康を育む

　冒頭でも述べたが、精神世界系の話は俗世とかけ離れた内容が多く、どうしても穿った目で見られがちだ。しかし、それらに救われている人がいるのも事実であり、出版社も使命感を持ってそういった書籍を刊行している。

　ナチュラルスピリットの動画担当、大内将之氏によると同社は「意識の目覚めに役立つ情報を提供することによって、人々の幸せとスピリチュアルな成長へ貢献する」ことを理念に掲げているという。

「弊社が力を入れているテーマは、意識の覚醒・悟りとスピリチュアルな進化です。覚醒・悟りは、インド哲学を源流とする“非二元（ノンデュアリティ）”とも呼ばれていて、『自他を超えた意識』の存在を説く教えです。インドの覚者だけでなく、現在は、西洋でも悟りが注目されていて、それを日本に紹介しています。スピリチュアルな進化については、人間の精神性が進化していき、愛に目覚め、地球がより良い状態へと向かうことを指し、チャネラーと呼ばれる霊媒が“高次元の存在”からのメッセージを通して伝える内容のものや、スピリチュアルな体験をした著者が伝えるものを紹介しています」（同）

　そんな同社がオススメする書籍は、アニータ・ムアジャーニ氏の『喜びから人生を生きる！―臨死体験が教えてくれたこと』【5】と、足立育朗氏の『波動の法則―宇宙からのメッセージ』【6】だ。

「風の時代」に読むべき究極のオカルト本10選！非二元、地球周波数、時間ピッタリ現象…！の画像6 — 左：『喜びから人生を生きる！―臨死体験が教えてくれたこと』、右：『波動の法則―宇宙からのメッセージ』

「前者は著者が臨死体験を通して本当の自分を発見し、真の生き方を受け入れるまでの長い旅路について書かれています。臨死体験の本は数多く出版されていますが、本書が際立っている理由は、末期がんから奇跡的治癒を遂げたことにあるといえるでしょう。死を迎えようとしたとき、アニータは全身をがんにむしばまれていましたが、臨死体験後、すべてのがんが短期間のうちに、ひとつ残らず消えてしまったのです。恐れずに本当の自分を生きたいと願うすべての人に贈る奇跡の実話です。

　後者は“意識”と“意思”の仕組みや、宇宙の成り立ち、魂の本質、現実の創造など、著者が直感で得た情報をもとに、極めて科学的かつ具体的に、分かりやすく解説している本です。顕在意識を超えて、宇宙からの“直感”や“閃き”を連続的に得ることで、創造性に溢れた人生に変えることができるといった内容です。“波動”という概念をもたらし、定着させた超名著で、スピリチュアル本の必読書といえます」（同）

　大内氏の言葉を裏付けるように、『波動の法則』は発売から10年以上経った今でもAmazonでベストセラーに入っている。