ツイッター買収の黒幕、第二次日露戦争、岸田政権の売国… 報じられない真実をジェームズ斉藤が暴露!
ジェームズ 昔から上級国民優遇の国だと思っていました。それは今も変わっていません。岸田政権で明らかになったのは政策は安倍政権と変わっていないということです。ただし、戦略を変えました。それは戦後直後の吉田ドクトリンのような対米従属一辺倒に戻そうというものです。しかし、いまアメリカは世界から撤退気味なので、もう一つの頼れる相手としてイギリスも重視しようとしています。吉田茂が英米派と呼ばれたようにイギリスとアメリカを重視する路線です。だからこそ、シティに行ったんです。英首相ボリス・ジョンソンとも会って防衛パートナシップ協定も結んできました。あれは実質、軍事協定で、日露戦争前の日英同盟に近いものだと思えばわかりやすいでしょう。
──ということは、いずれ第二次日露戦争の可能性もあると。
ジェームズ それは微妙ですが、いま日本はロシアと敵対関係にあるので、アメリカだけでなく、イギリスとも仲良くしておこうという動きです。軍事戦略や地政学のレベルでいうとアメリカ、イギリスと仲良くしておくのは悪いことではありません。なぜなら日本は海から物資を調達して経済が成り立っているので海洋国家シーパワーと呼ばれる勢力と仲良くするのは重要なことです。逆に日本が大陸に進出して、大陸から資源を引っ張ってくるというやり方をとったのが昭和初期、つまり満州事変など第二次大戦に突き進む流れです。あれになると世界を敵に回してジリ貧の日本になってしまいます。なので今の流れは、間違ってはいません。ですが、今回の岸田さんのやり方は日本を売りますという態度なので、最終的には評価できないのです。
──本当に疑問なんですけど、なぜ日本の政治家はすぐに売国に走るのですか?
ジェームズ 目先の金でしょう。歴史を振り返っても日露戦争の時には高橋是清が日本を売りました。イギリスと軍事同盟を締結し、日本の国債を売って戦費を作りました。国債を買ったのはヤコブ・シフというロスチャイルド系の銀行家で日本はその金でロシアと戦争して勝ったのですが、一円も賠償金が取れず、庶民は貧困にあえいで日比谷の焼き討ち事件が起きました。日露戦争で潤ったのは政治家と官僚と財閥だけです。今はこの時と似たような状況になってきています。特に一般国民の経済的地位が上がらなかったというのがとても似ています。これは不満要素として必ずどこかで吹き出すでしょう。
──今だってコロナ対策をやめないし、自殺者の数も減らないし。
ジェームズ ひどいものです。たぶん、日本は本質的に分裂国家です。そして「ムラ」の利益を求めるのが日本政治です。ですから、地元への利益誘導ばかりになるのです。岸田さんも核廃絶に熱心なのは、地盤が広島だからで反核に情熱を傾けているわけではありません。核廃絶利権があるんです。
しかし、軍事戦略的に考えれば、核廃絶はありえません。ロシアや中国のような国がいるわけですから、どうしても必要になってくるんです。その上、核兵器は一番コストを抑えつつ効果を発揮する、最も安全で、最強の兵器です。普通の思考であれば、核保有か米国の核共有をするべきです。それもせず、日本を危うくする道ばかりを選んでいるのが今の岸田政権でしょう。
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2024.10.02 20:00心霊ツイッター買収の黒幕、第二次日露戦争、岸田政権の売国… 報じられない真実をジェームズ斉藤が暴露!のページです。イーロン・マスク、ドナルド・トランプ、上級国民、岸田文雄などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで