米国の半世紀にわたる極秘「サイキック研究」の真相とは? 95年に中止は嘘、CIAが引継ぎ…!

 かつてアメリカで秘密裏に行われていた“サイキック研究”について、新たな考察と検証が行われている――。


■1970年代から行われていた極秘の“サイキック研究”

 1970年代初頭からCIAと米陸軍が興味を持ちはじめたのは、軍隊および国内の諜報活動における“サイキック”の活用の可能性だ。いくつものプロジェクトが始動し、さまざまなコードネームで呼ばれていたのだが、その1つには「グリル・フレーム(Grill Flame)」と呼ばれるプロジェクトもあった。

米国の半世紀にわたる極秘「サイキック研究」の真相とは? 95年に中止は嘘、CIAが引継ぎ…!の画像1
「SOFREP」の記事より

 かつてトカナでも紹介した「グリル・フレーム」だが、米ミリタリー系メディア「SOFREP」に最近掲載された記事によれば、アメリカの極秘のサイキック研究の背景には、米ソ冷戦時代の地政学的緊張の中で、ソビエト連邦が積極的にサイキック研究に取り組んでおり、年間約6000万ルーブルを費やしているという情報がもたらされ米当局が危機感を抱いたことがあったという。そしてソ連は、そうした研究からすでに多くの成果を獲得しているというのである。

 この分野で後塵を排するわけにはいかないアメリカなのだが、まずCIAが緯度と経度のみで特定された場所の遠隔透視実験を行う「SCANATE」プログラムに着手し、その後すぐにスタンフォード研究所(SRI)での遠隔透視研究が行われることになった。研究に携わったラッセル・ターグ氏とハロルド・パソフ氏は、実験の後半では、クライアントが必要とする最低必要精度である65%を超えることが多かったと述べている。アメリカで始まったサイキック研究の前途はこの時はまだ明るかったことになる。

 1988年に「Experientia」で発表された研究論文では、次のように要約されている。

「遠隔透視は、密室に配置された知覚者が、未知のターゲットを訪問しているリモートエージェントの知覚を説明できる能力です。このような能力をデモンストレーションすることにより、そこで生じる問題が明らかになります。必要な予防措置は複雑で面倒です。多くの潜在的な抜け穴を塞ぐ必要があるとともに、実験者による並外れた規律と献身が必要になります」(研究論文より)

 では、SRIで具体的にどのような実験が繰り返されていたのか。

 この実験で科学的に研究された2つのサイキック能力は、遠隔透視(clairvoyance)及び体外離脱(out-of-body experience)であった。

 遠隔透視は超感覚的知覚によって、物理的に存在することなく情報を取得する能力である。たとえば敵が極秘計画について話し合う時に、遠隔透視能力を使って敵の会議に耳を傾けることなどが想定される。

 一方、体外離脱体験は文字通り意識が身体の外に出る現象である。もっとも一般的な例は、就寝中にぐっすり眠っている自分の身体を天井から見下ろす体験などである。能力が高まれば意識は部屋を出て、もっと遠くへと移動することができる。

 実験期間中、22人以上の軍および民間の遠隔透視者がデータを提供し、そのうちの1人は後に有名人になるあのユリ・ゲラーであった。

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「SOFREP」の記事より

■1995年に中止になった“サイキック研究”だが…

 繰り返されていたこの実験にはペンタゴン(米国防総省)も興味を持ち、空軍の心理学者であるオースティン・キブラー中尉の指示によってオレゴン大学心理学教授のレイ・ハイマン氏が調査のためにスタンフォード研究所に派遣された。そして実験を実際に観察したハイマン氏が出した結論は、「完全な詐欺(complete fraud)」であった。

 ハイマン氏のこの結論を受けて、ターグ氏とパソフ氏は政府との契約を失い、ユリ・ゲラーの潜在的可能性についてさらに研究を行うことができるように新たな環境を探す必要に迫られた。

 1977年、米陸軍はSRIでの研究を引き継ぐ形で遠隔透視能力の可能性を評価するために新たなプログラムを構築し、これが後に「スターゲイト・プロジェクト」として知られるアメリカ陸軍の極秘計画に繋がっている。

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