高層ビルが多い地域や雨の日には巨大地震が少ない!? 「電気的宇宙論」で見えた地震予知の真実

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画像は「getty images」より引用

※ こちらの記事は2019年5月19日の記事を再掲しています。

 地震といえば、いつどこで起きるのか心配になる。ネット上には地震予知を主張するサイトが山のように現れ、ちょっとした地震予知ブームが起きている。もちろん、政府、研究機関も国民の生命財産を守るため、観測網を整備して地震予知に励んでいる。だが、基本的に地震予知は不可能とする声もある。いままで地震予知に成功した例は皆無であること、地震の起きるメカニズムがいまだに明らかにされていないことが原因だ。

 そんな中、海外では「電気的宇宙論」という宇宙・天文現象を電気活動として捉える新理論が登場し、ビッグバン宇宙論に代わる理論として注目されている。電気的宇宙論は惑星科学にも言及していて、地震も電気的活動であることを主張している。今回は、地震を電気活動として見たメカニズムについて説明してみよう。

■「電気的宇宙論」からみる地震

 まず、最初に地球がなぜ自転しているかを説明する。地球の自転は慣性で回っていると説明されるが、慣性では何億年も回転することはできない。海水、大気の抵抗があるうえ、地球の自転速度は遅くなったり速くなったりを繰り返しているからだ。遅くなるのはいいが、速くなるのは慣性では説明がつかない。

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 この図は2011年の1年間の地球の自転速度を表したものだ。下は自転速度が速くなり、上に行くと遅くなる。図の中の赤字の数字はマグニチュード6以上の地震だ。大まかに見ると自転速度が速くなったときに地震が起きている。3.11も自転速度が速くなった時に起きた。自転速度が遅くなると地震が起こるとする論文が「Forbes」(2017年11月22日付)で紹介されているが、これは長期的な地球の自転速度の変化と地震を対応させた統計に過ぎず、地震のメカニズムに言及していないため不完全だ。

 じつは地震は自転速度と密接な関係があるのだ。地震は主に太平洋火山帯の周辺で起きることが知られている。通常は、プレートがぶつかり合っている場所と説明されるが、とりあえずプレートのことは忘れて欲しい。太平洋火山帯の下にはマグマがあることが地震波の解析からわかってきた。太平洋火山帯とは地球をぐるりととりまくマグマの帯なのだ。マグマの周辺で地震が起きていることになる。なぜか?

 マグマには電流が流れているのだ。溶けた岩石であるマグマは電気を良く通す性質を持つ。また火山噴火でマグマが飛び出すと、火山雷と言う現象が起きる。飛び出したマグマから周囲に放電が起きるのだ。火山雷は通常、周囲の空気との摩擦による静電気が生じて起きると説明されるが、火山雷をよく観察すると空中に飛び出た瞬間、放電が起きる。つまり地中内部にあったときからマグマは電気を帯びていることがわかる。

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画像は「YouTube」より引用

 つまり地球をほぼ一回りするマグマの帯は電流が流れるコイルと言える。コイルと地球磁気とが作用するとモーターになる。ファラデーモーターと言うもっとも単純なモーターが地球を自転させている動力なのだ。その証拠は地球の地形にも現れている。日本海溝、マリアナ海溝は、東側に弓形に湾曲している。これは地下にあるマグマがファラデーモーターの力で引っ張られているために出来た地形だ。同じ地形がカリブ海、サンドイッチ諸島を取り巻く湾曲した地形にも現れている。

 マグマに流れる電流が強くなると自転速度が速くなり、マグマの周囲に放電が起きる。これが地震の原因だ。地震は岩盤内部での放電現象なのだ。放電が起きる花崗岩や玄武岩などは、誘電体と言う性質を持つ。誘電体は電気を溜めることができる。誘電体の例としてライターなどに使われている圧電効果があるが、誘電体は逆に電圧をかけると変形する。地下の岩石に電気がたまって放電が起き、岩石が大きく変形するのが地震の正体だ。

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