闇に葬られたB-52のUFO遭遇事件がヤバすぎる! 「全能の神だ…」67年後に続々判明する不可解な事実
1955年に運用が開始され今なお現役の“成層圏の要塞”、アメリカ空軍の戦略爆撃機「B-52」だが、米ソ冷戦時代の任務中に搭乗員たちがUFOに遭遇していた。当事者らが英紙「The Sun」にUFOの恐るべき挙動を語ったことで、事件が再び注目を集めている。
■B-52搭乗員が肉眼で目撃したUFO
米ノースダコタ州にある「マイノット空軍基地」は米ソ冷戦時代において、核弾頭を搭載した大陸間弾道ミサイル「ミニットマン」の発射拠点の1つであり、対ソ戦におけるスクランブル発進や、核兵器を搭載した戦略爆撃機の本拠地でもあった。当時の基地の地下施設には、約150もの核弾頭が保管されていたといわれている。
軍の記録によると、1968年10月24日の午後2時過ぎ、マイノット空軍基地の兵士数名が高高度の空に浮かぶ「大きな明るい物体」の存在に気づいた。しばらくして、基地周辺のさまざまな場所から目撃報告が届き、空軍大将の命令で調査のためにB-52が発進した。
そして午後3時30分頃、マイノット空軍基地から飛び立ったB-52爆撃機の乗組員が、飛行中に機体の下方を飛行しているUFOを目撃したのである。
肉眼で目撃した乗組員によれば、UFOは「小さな太陽」のようなものであり、「溶けた鋼のような鈍い赤みを帯びた色」で輝く「巨大な卵形の物体」であると説明した。また別の飛行士は、UFOは楕円形で赤く、銀色の「バンパーのような」付属物が付いていたと語る。
基地から目撃した兵士の1人は、UFOの大きさについて爆撃機とほぼ同じサイズであったと話している。さらに、最初の目撃者で米空軍の保安技術者である ロバート・オコナー氏は、その物体を「自家発光」し、色と形が変化するように見える「白い光の大きな球」のようだったと説明する。
しかし、特筆すべきはその飛行スピードと運動性能で、計測された最大速度はマッハ5を超える極超音速であった。加えて前後左右上下にと自在に移動する運動性能を持ち合わせ、人類が作った航空機ではあり得ない挙動を見せていたという。
■2000年から再び証言集めがはじまる
一連の経緯は、2000年に入ってからUFO研究者のトーマス・トゥリアン氏が興味を持ち、調査を始めたことで広く知られることとなった。忘れ去られたUFO関連情報を聞き出して記録するプロジェクト「Sign Oral History Project」の一貫として、トゥリアン氏は当時のB-52の乗組員たちをはじめとする関係者にインタビューを行い、目撃時の状況が詳しくわかってきたのだ。
当時B-52の副操縦士であったブラッドフォード・ラニョン大尉は、明るいオレンジ色の光の球が信じられないほどの速度で近づてきて、B-52と同じ速度で並んで10秒ほど飛行したと話す。UFOの大きさは直径60メートルほどで、高さ15メートルほどであったと述べている。
B-52のパイロットの1人であるジェームズ・パーティン少佐もこの事件を思い出し、レーダーのオペレーターが信じられないほどの速さで移動しているように見える物体を検出したとき、「全能の神だ…!」と叫んだことを明かした。また、B-52のナビゲーターであったパトリック・マッキャスリン大尉は、次のように語っている。
「普通ではない何かが起こっていました。見たことのない何かがそこにありました。3秒間で2マイル進み、すぐに止まれるようなもの(飛行物体)を私は知りません」(マッキャスリン大尉)
だが、UFOの挙動以外にも不可解なことがいくつか起きていたのだ。
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2024.10.02 20:00心霊闇に葬られたB-52のUFO遭遇事件がヤバすぎる! 「全能の神だ…」67年後に続々判明する不可解な事実のページです。米軍、パイロット、プロジェクト・ブルーブック、B-52などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで