ナチスのゾンビ軍団計画は実在した!! 人体実験「D-IX」、死者の蘇生技術… 極秘研究で将来の復活と世界征服を画策!

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「Mysterious Universe」の記事より

 当然ではあるが、レーベンスボルンの試みが実を結ぶには何世代にもわたる入念な子孫の再生産が必要であるため、組織内の一部はより迅速な手段を求めていた。

 そして、短期間のうちに強化された身体能力を具え、戦場で勇敢に活躍するスーパーソルジャーを作成することを目的として開発されたプログラムの1つが「D-IX」と呼ばれる薬物実験だ。使用される薬物は、集中力、大胆不敵さ、ヒロイズム、自信を大幅に高め、スタミナとパワーを向上させ、痛みをなくし、空腹、喉の渇き、睡眠の必要性を低減させると彼らが信じるものだった。

 ザクセンハウゼン強制収容所の囚人で最初に薬物がテストされ、非常に有望な結果が得られたことで、すぐに軍の志願兵にもカプセルが投与された。すると、兵士たちはフル装備の状態で最大80マイル(約128キロメートル)もの過酷な行軍にノンストップで耐えられるほど劇的なスタミナ向上が見られた。そしてD-IXは、1944年3月16日から限られた範囲で公式に使用されることになったのだ。


■不死身の“ゾンビ軍団”プロジェクトの存在

 しかし、D-IXを上回る不気味な人体実験があったことも指摘されている。

 1945年にアメリカ軍がドイツの極秘研究施設を襲撃して占拠したところ、鋼で強化された骨格を持つ複数のソビエト軍兵士の死体が発見されたのだ。人間の骨格を金属で強化する技術はソビエト軍が最初に開発したといわれており、ナチスはその技術を盗もうと躍起になっていたことが考えられるという。

 さらに、航空機のコックピットの省スペース化と燃料の消費量を抑えるために生み出された小人のパイロットの死体も発見されたといわれている。

 そして一部の陰謀論者は、ナチスが未知の手法で死んだ動物や人間を復活させる技術も編み出したと推測しているというが、それが決して単なる妄想では済まされない事実があるのだ。

 1945年4月28日、連合軍が占領したドイツ・テューリンゲン州ベルンテローデの軍需工場の倉庫に隠し部屋があり、膨大な量の盗まれた芸術作品や歴史的遺物、ナチスの旗、多数の新しいユニフォームなどと共に、4つの棺が発見された。

 そのうちの3つの棺には、17世紀のプロイセン王フリードリヒ大王と、陸軍元帥フォン・ヒンデンブルクとその妻の遺体が納められており、4番目の棺は空で、棺の名札にはアドルフ・ヒトラーの名前が刻まれていたのだ。これらの遺体がどのような理由で保管されていたのか正確なところは現在も不明だが、アーネンエルベが何らかの方法でそれらを復活させるか、後世にクローン化する計画を立てていたことを示唆する声もあるのだ。

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