強盗・軟禁犯を撃退した女性探偵の壮絶エピソード 妻の姉と不倫男、〇〇にハマる浮気妻も
コロナ禍のステイホームで、さまざまな家庭問題が浮き彫りになり、浮気・不倫・素行調査で活躍する探偵社の需要が増えているという。
数ある探偵社の中でもひときわ異彩を放っているのが「チーターズ北多摩」だ。同社は企業者が女性であるだけでなく、LGBTの相談員も在籍している。今回、筆者は、代表の村上裕美子氏にインタビューを行った。村上氏は20代の時に強盗事件と軟禁事件に遭遇し、「困っている女性を助けるために」今年5月に同社を起業したという。
ーー強盗や軟禁に遭われたとか?
村上氏 はい。まずは強盗事件についてお話しましょうか。20代のときの話なのですが、自宅の玄関を開けようとしたら、男がカッターを持って背後から出てきて、家に押し込まれたんです。
でも、私はかなり冷静だったので、なんとかこの男を外に追い出す方法はないかと考えながら、マシンガンのようにしゃべり続けました。
そして、男が私を押さえこんだまま、部屋の真ん中まで来た時に、机の上に置いてあったハサミを洋服の袖に隠したんです。
男はガムテープを出し、手足を縛ろうとしましたが、私はそれを蹴飛ばし、男のお腹にハサミを突き立てました。「これ以上やったら刺すよ」と言ってやったんです。
男は両手を上げて、私から離れいき、部屋の真ん中に座り込み、「もう、何にもしないから少し休ませてくれ」と言うんです。そして、男がうつむいた瞬間、私は玄関の方に走ってドアを開け、『助けて!』と叫びました。
男はあせって、私には見向きもせず、靴も履かずに飛び出していきました。ところが、階段を下りている途中に靴を忘れたのを思い出したようで「靴返せっ!」と上ってきたんです。私はすぐさま、玄関ドアを閉めて110番しました。男はその日にうちに捕まりました。
ーーまるでドラマのような展開! それにしても、靴を返せなんて盗人猛々しいとはこのことですね(笑)。軟禁事件の方は?
村上 軟禁事件は、アルバイトの面接場所を間違えてしまって、怪しげな男性がいるマンションの一室にある自宅兼事務所に行ったら鍵を閉められてしまって。
不審に思って「面接会場間違ってます?」と聞いたら、『面接はやらない、お前が勝手に入って来たから俺のやりたいようにやらせろ』と言うんです。
男は私の尻を触ってきたりして……でも、触られている間に、私は男の手を制しつつ、この場を切り抜けるためのストーリーを思いつきました。
「私の旦那は●●組のヤクザの●●です。旦那は私を監視して家にずっと閉じ込めていて、マンションの下で組の舎弟が待っています。嘘だと思うなら電話してください」と、ヤクザの組と名前を適当に言いました。半泣きで話したら、男は私の話を信じて、同情までして、「そうか、大変だな。分かったから、なんか困ったことあったら俺に連絡してくれ」と、解放してくれました。私は即座に警察に電話して、男は捕まりました。
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2024.10.02 20:00心霊強盗・軟禁犯を撃退した女性探偵の壮絶エピソード 妻の姉と不倫男、〇〇にハマる浮気妻ものページです。不倫、浮気、強盗、探偵、軟禁などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで