世界の残酷な拷問器具11選! 犠牲者の苦しみを最大化する拷問法と人権抑圧の歴史

人類は文明の黎明期から、犠牲者の苦しみを最大化するための拷問器具をいくつも生み出してきた。これらの中でも特に残酷な11の拷問器具を紹介しよう。
現在もさまざま拷問で人権を蹂躙され、苦しんでいる人は多くいる。拷問による人権抑圧の過去を振り返ることで、人権を尊重することの大切さをもう一度胸に刻みたい。
1. 異端者のフォーク
異端者のフォークは、中世スペインの異端審問で人気を博した拷問器具である。二股のフォークを首輪に装着し、その首輪をつけられた者が頭を下ろすと、フォークの先端が下顎と胸の上部に刺さるようになっている。フォークが刺さっても命に関わることはないが、激痛を引き起こす。そのため、この拷問を受ける者は何日間も睡眠を妨げられ、自白に追い込まれたという。
2. つまみねじ

中世ヨーロッパで最も悪名高い拷問器具の1つがつまみねじである。この装置は、ねじを回すことで犠牲者の指を押しつぶした。金属製のつまみねじでは、一度に2本の指を粉砕することができた。
3. 叱責のブライドル

16~17世紀のヨーロッパでは、けんかやうわさ話など、社会的に受け入れられない行動をした女性(時には男性も)を辱めるため、叱責のブライドルが使用された。叱責のブライドルを頭に装着させられた女性は、夫によって公共の場を連れ回され、通行人に罵倒されたり唾を吐きかけられたりした。この拷問器具にはいくつかのバリエーションがあり、着用者の口に食い込んで話せなくするための棘付き鉄球のあるものもあった。
4. スカベンジャーの娘
スカベンジャーの娘は、16世紀のイングランド王ヘンリー8世の治世下で誕生した。ロンドン塔の副官だったレナード・スケフィントン卿が、自ら監視していた囚人に使用するために発明したと考えられている。金属製のラック(手足を引き延ばすための器具)には、首、手、足を拘束する部分があり、これに固定された囚人は苦痛を伴う姿勢となる。
5. リードスプリンクラー
リードスプリンクラーは、司祭が教区民に聖水を撒くのに使用する器具とほぼ同じ構造である。しかし、この拷問器具には聖水ではなく溶けた鉛を満たし、犠牲者の顔に液体金属を垂らすのに使われた。
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