近づくと死ぬ「北センチネル島」住民の殲滅を計画!過激Facebookグループに批判殺到

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北センチネル島 画像は「Wikipedia」より

 インド洋東部ベンガル湾内にある北センチネル島には現代でもなお「石器時代」と同等の生活を送る部族が住んでおり、外部の人間との接触を一切拒否している。住民は200人程度と見られているが、この島にに上陸しようとする者は激しい攻撃に遭い、場合によっては殺害される場合もある。そのため島の周囲6マイル(約9.6キロメートル)はインド海軍によって厳重な立ち入り禁止区域とされており、外部からの上陸や接触の一切が禁止されている。

 それでもまれに禁止令を破って上陸を試みる者も出ているが、島民に殺されている。

 2006年には、スンダー・ラジさん(48)とパンディット・ティワリさん(52)の2人のカニ漁師が、北センチネル島の先住民に襲われて殺された。漁師仲間によると、2人は眠っていたのか錨で船をきちんと停められなかったため、島の岸に流れ着いたと考えられている。地元の環境保護団体の代表であるサミール・アチャリヤ氏は次のように語る。

「夜が明けると、仲間の漁師たちは2人に向かって叫び、危険であることを警告しようとしたそうです。しかし、彼らは反応しませんでした。おそらく酔っていたのでしょう。ボートはそのまま島の浅瀬に流れつき、そこで彼らは殺されてしまいました」(アチャリヤ氏)

 2人が島民らに焼かれて食われたという噂も出たが、これは誇張だったようだ。しかし1週間後には2人の漁師の死体が海に向かって立てられた竹の杭に引っかけられている様子が確認されている。

 2018年には、キリスト教宣教師のジョン・アレン・チャウ氏が同島に不法渡航し、島民に殺害されている。最初に放たれた矢はポケットの中の聖書に命中したというが、彼が島民に近づくと残忍にも殺されたという。チャウ氏の死は正式には殺人事件だが、地元警察はアメリカ人の遺体を回収するのはほぼ不可能であり、北センチネル島の部族を告発することも不可能だろうと述べている。

 このように現代では考えられない事件がたびたび報告される北センチネル島だが、そんな島民たちを殲滅するという過激な行動を計画する人々がネット上に現れていた。

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画像は「YouTube」より

 問題の人々は「北センチネル島を破壊せよ」をスローガンにFacebook上でグループを結成、2021年4月にグループのメンバーが「復讐のときが来た」と主調し、島民らを一掃するための詳細な計画を明らかにした。例えば「島に船ではなく飛行機を用いて空から島に上陸し、火炎放射器で周囲の植物を焼き尽くして隠れる場所を奪う」等の計画が投稿されていた。

 このグループに参加していた人々がどこまで本気だったのかは解らない。しかしメンバーの一人は「我々の計画の継続については、優秀なメンバーを集めるお金がなければ、アンダマン島のポートブレアーに作戦のための基地を作ることもできない。空路であれ、海路であれ、できるだけ多くの人が必要なんだ」と語っていた。

 だが、あまりにも荒唐無稽かつ攻撃的なこのFacebookグループへは当然ながら批判が殺到した。そのため現在は「Love Sentinel Island」ページとして再出発しており、管理者も「冗談を言っただけだ」と主調している。

 彼らがどこまで本気だったのかはわからない。しかし残念ながら北センチネル人らの島への上陸を試みる者への態度は変わる様子がみられないため、万が一にも計画が実行に移された暁には両者共に多くの被害者が出たであろうことは間違いないと考えられている。

参考:「Daily Star」、ほか

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

文=勝木孝幸(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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