ピエロのような不気味な人影…「怖くて眠れない」 防犯カメラの心霊映像に恐怖する住民

米ペンシルベニア州に住むアマンダ・ピットさん(34)は、防犯カメラに映った幽霊のような映像に驚いて眠れなくなり、家族とともに別の家への引っ越しを考えているという。
アマンダさんは当時の体験をふり返り、「私は眠りに戻ることができませんでした。怖かったので、テレビをつけて、横になりました」、「私はカメラを見続けましたが、もうそれを見ることができなかったので、見てはいけないものを見たのかもしれないと思いました。次の日の朝は、どうしたらいいのかさえわからなかったです」と話す。
アマンダさんは10月21日午前3時40分、自宅で「激しい足音」を聞いて目を覚ました。防犯カメラを見ると、キッチンの出入り口にピエロのような顔をした不気味な人物が立っていたというのだ。
「私はそれが夫かもしれないと思いましたが、彼はベッドで寝ていました」(アマンダさん)
彼女は夫のジェフリーさんを起こし、侵入者に立ち向かうために彼を1階に行かせたが、家には誰もおらず、侵入された形跡もなかった。一家で飼っている犬のオリーはキッチンを歩き回って、なにかを探している様子だったという。
ピットさんは見たものにひどく動揺し、眠りにつくことができず、代わりにテレビを見て気持ちを落ち着かせたという。彼女は人影のスクリーンショットを残していたが、それでも自分が見たものはただの想像に過ぎないと確信し、カメラをチェックし続けたという。
スクリーンショットに写ったピエロのような人影は半透明であり、実体を持った人間には見えない。霞のように消えてしまったということからも人間の侵入者ではなかった可能性が高そうだ。
アマンダさんは、この幻影によって「すべてに疑問を抱くようになった」と語っている。
実は、一家を襲った幽霊事件はこれが初めてではないというのだ。
「以前にもここでいろいろなことがありました。私たちの前にここに住んでいた人たちは、あまり長くは住んでいませんでしたが、その理由はわかりませんでした」(アマンダさん)
一家は2020年にこの家に引っ越してきたが、アマンダさんは誰も家にいないときでも定期的にセキュリティフィードからスマートフォンに通知を受け取っている。また、一家は定期的に家の周囲で奇妙な音を聞いているという。
最初の本当に奇妙な出来事は、家族が外出しているときに、家の中のドアが勝手に開くのを防犯カメラが記録したことだ。そして別の時には、キッチンのシンクが勝手にオンになったこともあるそうだ。
「私は幽霊を信じたことはありませんが、それを疑わせるようなことが起こったんです」とアマンダさんは話す。
スクリーンショットに写ったような恐ろしい顔のピエロの幽霊が家にいると思うと誰だって恐怖を感じてしまうだろう。今後、怪奇現象の原因が解明され、ピットさん一家に平穏が訪れることを願いたい。
参考「Fox News」、ほか
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