ビッグフットが私有地に侵入か? 大きな足跡と毛むくじゃらの生物が映像に収められる
米カリフォルニア州北部メンドシーノ郡在住の女性が、「ビッグフット※が自分の土地に侵入した」と主張、足跡などの写真の撮影に成功して話題になっている。
※ ビッグフットとは森の中を歩き回る大きくて毛むくじゃらの大型類人猿のような未確認生物。一般的に身長2~3m、体重200~350kgの巨体で怪力、直立二足歩行をしているとされ、カナダやアメリカの民間伝承では「サスカッチ」とも呼ばれる。その姿は大型化したゴリラやチンパンジーのようにも見える。これによく似た未確認生物にヒマラヤの「イエティ」、オーストラリアの「ヨウィー」、そしてシベリアの「チュチュニア」などが報告されているが、それぞれの関係性は不明。
彼女とその夫は牧場を経営しているのだが、奇しくも牧場のある地域はビッグフットの目撃事例がアメリカ国内でも頻繁に報告されている場所だった。まず彼女は、夫と狩りに出かけた際に見つけた雪の中にあった大きな足跡のようなものの画像を海外の掲示板サイトRedditに投稿した。
「夫と私は、今年最後の狩りで北カリフォルニアにいたのですが、雪の中にいくつかの足跡を見つけました。それは約38センチ程でした。足跡は林の中に入っていっており、牧場の敷地内であり私有地なので、一般の人が出入りすることはできません」
しかし、高いところに設置したトレイルカメラが「完全になくなっていた」と証言。牧場の広い敷地内では不気味な光や、木をノックする音、謎の生物の鳴き声が聞こたと語っている。そして彼女は大きさの参考のために、横に大きな弾丸を並べた「足跡」の写真と、カメラのレンズのすぐ近くに現れた灰色の毛皮の生き物を捉えた写真の2枚を公開したのである。
どちらもかなり鮮明な写真であったが、「灰色の毛皮の生物」のアップ写真については多くの人から「ある生物」の可能性が上げられていた。その生物とは、樹上で生活する可愛らしい小動物のリスだ。灰色の毛皮の色合いがリスと似ていること、2枚目の写真をよく見ると左側に尻尾の始まりが、右側に丸まった尻尾の先が確認できるというコメントが多数寄せられているのだ。
果たして、彼女の牧場に姿を現した生物の正体は何なのか。1995年に設立されたビッグフット野外研究者機構は、メンドシーノ郡で十数件のサスカッチ(ビッグフットの別名)の目撃情報を得ているため、一概に全てが既知の生物の誤認ともいえない。今後の報告に期待したいところだ。
参考:「Daily Star」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊ビッグフットが私有地に侵入か? 大きな足跡と毛むくじゃらの生物が映像に収められるのページです。アメリカ、ビッグフット、足跡などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで