古代ローマの衝撃的事実10選! 息子を奴隷化、金髪強制、尿ビジネス、排便棒…
衝撃の事実5
残酷な処刑の数々
ローマ人は犯罪者や囚人を殺すための独創的で残酷な処刑法を数多く持っていた。死刑囚は斬首されたり、高所から投げ落とされたり、剣闘士と試合をさせられたりと悲惨な死が待っていた。
最も重罪である父殺しを犯した者は極刑に処された。死刑囚は最初に目隠しをされて引き回され、町から川べりに連れて行かれた。
そこで激しくムチで打たれて瀕死の状態に追い込まれた挙句に縛り上げられ、ヘビ、犬、サル、鶏と一緒に大きな(しかし大きすぎない)革の袋に入れられた。その後、革袋が水に投げ込まれ、溺死するか、暴れ回る動物によって殺されたのである。
衝撃の事実6
男尊女卑の姦通罪
ローマでは姦通罪に関して酷い性差別があった。夫は愛人を持つことも、売春婦を買うこともまったく自由であった一方、妻が夫以外の男と関係を持ったことが発覚した時には多くの証人を集めて徹底的に調べ上げられ、不貞が事実であった場合は離婚しなければならなかった。もし離婚しなければ、妻をほかの男に売った容疑で夫のほうが起訴されてしまうのだ。男女差別という以前に、妻は夫の所有物であった。
妻と関係を持った男が奴隷か売春夫であった場合、夫はその男を殺すことが許されたが、男が一般市民であった場合はもうひと手間かける必要もあった。
それは妻の父親を巻き込むことである。ローマの父親には、娘の恋人を殺す権利があり、妻の父親であればその男を合法的に殺すことができるのだ。しかし父親が不貞を働いた娘を殺す可能性もあり予断を許さなかった。
衝撃時の事実7
キリスト教を食肉崇拝カルトだと認識
ローマ社会の中でなぜ初期のキリスト教徒が迫害されていたのか? その理由の1つは単純に、ユダヤ教とキリスト教の慣習がローマ人に嫌悪感を抱かせていたことらしい。
ローマ人はユダヤ人の割礼の慣習を容認しなかった。ローマ人は彼らの神々の名においてかなり恐ろしい行為をしてきたが、ペニスの先端の包皮を切ることは彼らにとっても理解し難いことであった。
ローマ人からキリスト教徒は最初、血に飢えた共食い崇拝者と見なされていた。ローマ人は比喩を理解せず、聖体拝領の「キリストの肉体」と「キリストの血」の部分をやや大げさに考え過ぎていたというのだ。
衝撃の事実8
剣闘士にあやかる
驚くべきことだが、ローマの医師は剣闘士(グラディエーター)の体の一部を摂取することで、さまざまな病気の治療に役立つと信じていた。たとえば剣闘士の血液と肝臓はてんかん治療の特効薬だと考えられいたのだ。そして実際に決闘ショーに敗れて死んだ剣闘士の身体が無残にも活用されていたのである。
しかし西暦400年以降に剣闘士の決闘ショーが禁止された後、ローマ人は代わりに処刑された犯罪者の血を活用しはじめた。
強い者の肉体にあやかり消費することへの執着は、ローマの美容法や寝室にまで及んだ。たとえば風呂からかき集めた剣闘士の垢(死んだ皮膚細胞)は、フェイスクリームや媚薬として使用されていたのだ。
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2024.10.02 20:00心霊古代ローマの衝撃的事実10選! 息子を奴隷化、金髪強制、尿ビジネス、排便棒…のページです。トイレ、売春、処刑、古代ローマ、奴隷などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで