人間の倍の大きさ「ビッグフットの足跡」を発見か? 他の足跡と比較、ある特徴を発見
北米大陸を代表する未確認生物、ビッグフット(※)。身長は2メートルから大きくて3メートルの毛むくじゃらの獣人で、その名の通りに巨大な足跡が特徴だ。
※ ビッグフットとは森の中を歩き回る大きくて毛むくじゃらの大型類人猿のような未確認生物。一般的に身長2~3m、体重200~350kgの巨体で怪力、直立二足歩行をしているとされ、カナダやアメリカの民間伝承では「サスカッチ」とも呼ばれる。その姿は大型化したゴリラやチンパンジーのようにも見える。これによく似た未確認生物にヒマラヤの「イエティ」、オーストラリアの「ヨウィー」、そしてシベリアの「チュチュニア」などが報告されているが、それぞれの関係性は不明。
先日、ある女性がビーチを散歩していたところ、砂の上に人間の倍はある大きさの足跡を発見、撮影に成功した。その後、彼女はFacebookにてビッグフットに関する話題を扱うフォーラムに足跡の写真を共有したが、反響はあまり良いものではなかった。
画像を見て頂ければわかるが、砂の上に残されたビッグフットの足跡は非常に鮮明で足の爪までわかるほど。大抵の足跡は一部が崩れていたりすることが多く、また前後に続く足跡が確認されることもあるため、綺麗な足跡が一つだけ写った足跡写真は証拠とするには非常に信憑性が低かったのだ。
画像を見たユーザーの多くは「限りなくフェイクだ」「今まで見た中で最悪のフェイクだ」と辛辣なコメントが寄せられていた。しかし一方で、各種の特徴から間違いなくビッグフットのものだとして擁護するユーザーもいる。たとえばあるユーザーは足跡の、特に踵の部分が四角いという点がビッグフットのものと共通していると指摘する。
ビッグフットの足跡だとされる過去のものと比べてみると、特に踵が四角いという特徴はなさそうだ。この足跡からいえる特徴といえば、かなり人間の足跡に似ているという点だろう。
たとえばチンパンジーなど猿の足跡は親指が特徴的なため、人間の足跡とはまったく似ていない。
正解は、3.ナックルウォークでした~!ナックル(knuckle)は指の関節、という意味です。チンパンジー展示場前の床にはこんなペイントがあります。「これどうなってるんだ(?_?)」という足跡ですが、実はこういうことだったんです。皆さんもナックルウォークに挑戦してみてくださいね! pic.twitter.com/FouyS3OMmI
— 鹿児島市平川動物公園 (@hirakawazoo) October 27, 2016
また、ビッグフットと見間違えられることの多いクマの足跡もまったく違う。クマの足跡は丸みがある。
ビッグフットの足跡はかなり人間のそれに似ているのだが、今回の足跡に関して気になるのは足全体に対して指が小さく短く見えるという点だ。これは写真で見切れてしまっているせいかもしれないが、どこかアンバランスな印象を受ける。これも“フェイクっぽさ”を生み出しているのかもしれない。
だが、発見者の女性は断じてフェイクではないと述べているので、その言葉はとりあえずのところ素直に信じてみよう。ただ、彼女はこの足跡が「ただ大きな人間の裸足の足跡」である可能性も捨てきれないと語っており、ビッグフットの足跡だという確信はないようだ。
参考:「Daily Star」ほか
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2024.10.02 20:00心霊人間の倍の大きさ「ビッグフットの足跡」を発見か? 他の足跡と比較、ある特徴を発見のページです。アメリカ、ビッグフット、足跡などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで