グーグルマップで南極の「秘密のドア」を発見か? 陰謀論「ヒトラーの南極逃亡説」が再燃!

【概要】

 ナチスドイツを率いたアドルフ・ヒトラーが南極大陸に逃亡したという陰謀論がある。そこでヒトラーは秘密基地を建設し、戦後も生き延びていたというのだ。今日までそのことは証明されていないが、この度、グーグルマップに「南極大陸の地下へ続く秘密のドア」のようなものが写り込んでいたことが発覚し、話題になっている。これまでにも南極大陸では地底世界への入口だと称されるものがたびたび発見されてきたが、今回のドアは本物なのだろうか……?

グーグルマップで南極の「秘密のドア」を発見か? 陰謀論「ヒトラーの南極逃亡説」が再燃!の画像1
アドルフ・ヒトラー(画像は「Getty Images」より)

【詳細】

 地球最後のフロンティアの1つである南極大陸は、今も多くの謎に包まれている。そうした謎の1つに「ヒトラーの南極逃亡説」がある。

 1938年12月、第二次世界大戦の開戦のわずか数カ月前、ナチスは南極大陸に遠征隊を派遣した。その表向きの目的は、南極大陸を調査してドイツの捕鯨産業の拠点となる土地を確保することであった。

 ドイツのカタパルト船「MSシュヴァーベンランド」が、2機の飛行艇「ドルニエ Do J」と共に派遣され、南極大陸の東経20度から西経10度、南緯70度から75度の間の地域を「ノイシュヴァーベンランド」と命名。第二次世界大戦が始まるとナチスによる南極探検は公式には中止されたが、実はその間も、宇宙人の先進技術を用いて南極地下に極秘基地を建設していたという噂がある。いったんアルゼンチンに逃れたヒトラー一行は、そこから南極に建造した「新ベルヒテスガーデン(New Berchetesgaden)」という名の極秘基地へと移動したというのだ。

 1946年から1947年にかけて、アメリカ海軍は「ハイジャンプ作戦」と呼ばれる南極における恒久基地建設計画があったが、実際にはヒトラーが逃げ込んだ秘密基地を急襲することが狙いだったという陰謀論もある。

 とはいえ、ヒトラーが南極に逃げたことを証明する証拠も、南極にナチスの秘密基地がある証拠もいまだ見つかっていない。

 しかし、この度、「南極の謎のドア」がグーグルマップ上で発見されたことで、ヒトラー南極逃亡説が再び注目されているというのだ。

 フェイスブック上に投稿された画像には、南極の雪に覆われた地面にドアに見えなくもない黒い四角形が写っている。周囲の状況から影のようにも見えず、たしかに奇妙だ。

グーグルマップで南極の「秘密のドア」を発見か? 陰謀論「ヒトラーの南極逃亡説」が再燃!の画像2
画像は「LADbible」より

 フェイスブックユーザーからは「どこかにナチスの基地がある」「南極大陸の方が隠れ家としてふさわしい」「南極には多くの基地があると聞いている」「民間人やメディアを気にする必要がないのは便利なことだ」など、冗談交じりのコメントが寄せられている。

 この画像には出典も座標もないため、確認することができないが、別の角度や日時の画像でも同じ“ドア”があるならば、興味深い。

 ちなみに南極では過去にも「地底世界への入口」「巨大洞窟」「身長20mの巨人」などがグーグルマップに写り込んで話題になったものの、続報がないため、おそらく目の錯覚や一時的な自然現象だったようだ。今回の“ドア”は本物なのだろうか。

参考:「LADbible

文=S・マスカラス(TOCANA編集部)

3代目TOCANA編集長
TOCANA|UFO、心霊、予言など未知の世界の情報を発信、好奇心と知的欲求を刺激するメディア
Twitter: @DailyTocana
Instagram: tocanagram
Facebook: tocana.web
YouTube: TOCANAチャンネル

S・マスカラス(TOCANA編集部)の記事一覧はこちら

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

人気連載

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊

グーグルマップで南極の「秘密のドア」を発見か? 陰謀論「ヒトラーの南極逃亡説」が再燃!のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

人気記事ランキング更新