月面に「ストーンヘンジ」に似た巨石建造物が発見される!?「ムーンヘンジ」とも言うべきか…

画像は「YouTube」より

 長年、探査衛星は月面の状況を調査して画像を地球に送ってきた。この画像を調べてみると、なんと巨大なビルやモノリス、巨大な人影まで様々な物体が写っていることが明らかになっている。そのため、月面には我々の知らない謎の文明が存在していたとか、エイリアンの前哨基地が存在していると言われている。

 そして先日、NASAの公開している月の画像にイギリスの有名な巨石建造物ストーンヘンジに似た構造物が写り込んでいるという報告が寄せられた。

 この不思議な構造物を発見したのは海外のUFO研究家スコット・ワーリング氏。彼がNASAの探査機ルナー・リコネッサンス・オービターのカメラが撮影した写真を調べていたところ、 月面にできた大きなクレーターの中、暗く平らになった地面の上に円形の奇妙な構造物が建っていることに気づいたのである。

 ワーリング氏が注目したのは、この奇妙な形が、ストーンヘンジの象徴的でもある立石の輪に酷似している点だ。彼の計算によると、この月面版ストーンヘンジの直径は約240フィートで、イギリスのストーンヘンジよりも大きいという。それぞれの基部は似ているように見えるが、ワーリング氏は「記念碑の上部を岩が取り囲んでいるように見える」と指摘している。そこから、彼はイギリスのストーンヘンジはこの月面の「ムーンヘンジ」とも言うべき構造物を元に地上に再現する形で作られたものではないか、と述べている。

 本当であるなら興味深い話であるが、「ムーンヘンジ」はあくまで探査機の粗い画像からよく似た物体が見つかっただけにすぎず、人類の遠い過去と失われた月文明を繋ぐものではないとする懐疑的な意見も存在している。

 果たして月面には何が存在しているのか、気になる人はぜひ自分の目で確かめてみてほしい。

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文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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