ジェームズ斉藤の2024年の予測がヤバい! 台湾侵攻は来年、米国内で内戦勃発、トランプと不正選挙……

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画像は、GettyImagesより引用


ーーアメリカの大統領選挙ですが、現状ではトランプが予備戦で勝って11月にバイデンと決戦というふうになりそうな流れですよね。そこで気になるのが不正選挙です。2020年の時は民主党側の不正にあって選挙を盗まれたと思われるのですが、今回もそうなりませんか?

ジェームズ 不正選挙に関してはトランプもこの間のアイオワのスピーチで言ってました。「投票用紙は紙に限る。郵便投票、オンライン投票は信用できない」と。トランプの言うように郵便投票は不正の温床なので信用できないのは当然です。ですから、昔ながらのやり方で投票日の当日、投票所に行って投票したものしか信用しないというのは正論です。

ーーでも、いくらトランプが郵便投票は認めないと言ってもムダですよね。現政権の民主党が認めたら認められてしまいませんか?

ジェームズ かなり否定するのは難しいですし、認めるか、認めないかは最高裁の判断になります。すでに最高裁の判断では郵便投票は違法ではないということになっていますから、いまの司法の制度では止められません。政治力でもって郵便投票を廃止するしかありません。

ーーですと、また選挙が盗まれる可能性はありませんか?

ジェームズ 十分あると思います。これは現行の大統領選の仕組みが不正選挙を可能にしているからです。しかし、進んでいる計画としてはトランプを再選させる、ということですので、今度は不正選挙でトランプを勝たせるという裏技もあります(苦笑)。

ーー心配なのはトランプが不正選挙で負けてしまった時です。その時はどうなるんですか?

ジェームズ 即開戦です。共和党サイドでは2020年の選挙は不正選挙だったというのが常識になっていますから、今年の選挙でもバイデンが勝ったら絶対に極右が黙っていません。

ーーということは、トランプが当選しても、しなくても内戦は起きませんか?

ジェームズ 起きますね。トランプが勝たないということはバイデンが不正したという判断ですから、2回目の不正選挙なので、極右は黙っていません。アメリカの憲法修正第二条には「規律ある民兵は自由な国家の安全に必要であり、人民が武器を保有し携帯する権利は侵害されてはならない」と書かれています。この「自由な国家の安全に必要」ということが、何に対するメッセージなのかというと、連邦政府が暴走した時に銃口を向けて撃ちなさいということです。

ーー銃を持って自国の連邦政府と戦うことは憲法で保証された国民の権利だと。

ジェームズ ですから、極右の論理は間違ってないんです。アメリカの憲法に則った行為なんです、実は。間違っているのは極左のほうで、連邦政府を乗っ取って不法移民という完全に違法な人たちを国に入れ、それで武装蜂起を狙っているというのはどう見ても違憲であり、同時に違法です。

ーーしかも売国ですよね。いずれにせよ、今回の選挙はトランプが勝とうとバイデンが勝とうと内戦の可能性アリというのには驚きました。

ジェームズ その可能性がいま十分に出てきています。環境が全部整備されてきていると言ってもいいくらいですね。

ーーこれは凄い話ですね。

ジェームズ バイデン政権はこの3年間で不法移民を1000万人以上入れています。アメリカの人口が3.3億人ぐらいなのでいまや30分の1が不法移民になっています。これは異常な数なんです。米軍はいま全体で214万人ぐらいしかいません。これは、一見多い様に見えますが、現役、退役、州兵からなり、しかも会計などの全ての職種を合わせたものです。実際に前線で不法移民と戦うのは陸軍と海兵隊が主体になりもっと少なくなります。

ーー不法移民の圧倒的な数の力の前に、米軍ですら押し返されるかもしれないと。

ジェームズ それだけではありません。ここで問題になるのは兵力の差だけでなく、あいくら不法移民の武装蜂起とは言え、軍隊が一般人に銃口を向けることになり、さまざまな法的問題が発生し、軍事作戦に影響します。

ーーつまり、軍隊を出しても押さえられないかもしれない!?

ジェームズ その可能性は十分にあります。イラク、アフガンを思い出してください。彼の地で米軍は反動乱作戦(COIN)を20年ぐらいやってきましたが、結局勝てていないのです。ですから、前の記事でも言ったようにアメリカがイラク戦争後のバグダッドになる可能性大なのです。

ーー大変な状況になるというのは前の記事でも聞いてましたが、本当に厳しい状況ですね。しかも、アメリカがそんな状態になれば、世界に対する睨みも効かなくなります。中国への睨みだって薄くなりますよね。ということは台湾侵攻は早まりそうじゃないんですか?

ジェームズ 普通であれば、その心配をしなければいけません。しかし、少なくとも今年は大丈夫になりました。

ーーえっ、そうなんですか!? ヘタすれば年内にも侵攻しかねないと思ったんですが。

ジェームズ 去年の終わりぐらいまではその可能性は高かったと思います。しかし、中国のミサイル防衛軍の将軍たちの汚職が発覚して、習近平はいま侵攻どころではなくなっているのです。順を追ってお話ししますと、昨年の12月ぐらいから習近平は人民解放軍の将軍たちの粛清を極秘にやっていたのです。粛清の理由はミサイルの中に燃料を入れずに水を入れていたり、ミサイルの発射サイロの蓋が開かなくなっていても放置していたためです。

ーー燃料の代わりに水ですか!?

ジェームズ はい。あとはミサイルのサイロの開閉口が故障しているのに直さないのです。ですから、発射ボタンを押してもミサイルは発射されません。どうしてこんなことになってしまったのかといえば、将軍たちがミサイル防衛予算を懐に入れていたためです。キックバックその他で70%も抜いていたということです。

ーー70%! それはまた大胆に抜きましたね(笑)。

ジェームズ ですから、バレたんです(笑)。しかし、こんなみっともない話は習近平でなくても国外には知られたくありませんからずっと極秘に粛清を進めていたのですが、人民解放軍の中にアメリカのスパイがいたため、今年の初めにマスコミにスッパ抜かれてしまいました。アメリカの諜報機関関係者の間ではこのネタで持ち切りでした。燃料タンクに水を入れるなんて前代未聞です(苦笑)。

ーーということはあれですか、台湾侵攻は当分できないということですか?

ジェームズ 習近平はこれから人民解放軍を立て直さないといけないので今年の台湾侵攻の確率はグンと下がりました。

ーーそれはホッとしますね。

ジェームズ しかし、安心はできません。逆にメンツを潰された習近平は何が何でも台湾侵攻をしなければいけなくなりました。人民解放軍を立て直して、内外に自らのリーダーシップを見せつけなければ失脚してしまいます。ですから、今年の台湾侵攻はほぼなくなったとは言えますが、来年以降、人民解放軍の立て直しができた時点で必ず侵攻を行うことが確定した、とも言えるのです。

ーー喜んでばかりはいられないんですね。

ジェームズ 台湾侵攻の可能性の部分だけでいえば、侵攻の確率は相当高まったと言えるでしょう。これまでは「侵攻しない」という選択肢もありましたが、それがなくなってしまったと言えるのです。中国はメンツの文化なのでメンツを潰されたらやり返さないといけません。

ーーとはいえ、今年は台湾侵攻はないと。大統領選挙で揉めても中国は動かないだろうと。

ジェームズ そこは安心していいと思います。実際、習近平が兵を動かそうとしても人民解放軍が動かないでしょう。彼らを動かせるようにするためには大手術が必要なはずです。普通に考えて、短くとも1年はかかるはずです。

ーー今年は安心できるけど、来年から急に厳しくなるということですね。

ジェームズ はい。ですから、いまから来年の騒乱に向けて準備しておかなければいけないのです。なにしろ、来年以降、アメリカでは動乱的な内戦が勃発し、台湾侵攻の可能性も大きくなっています。ところが、日本では誰もこのような分析をしていません。特に外務省を始めとした日本政府などは頓珍漢な分析ばかりしています。これでは国民を助けることなど不可能ですし、それ以前に国民を助ける意思があるようにも思えません。私のメルマガは、そんな現実を直視し、それに立ち向かう人のためのインテリジェンス・リテラシーの向上を助けるものと思ってください。

文=ジェームズ斉藤

ジェームズ斉藤(@JamesSaito33)
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