ピラミッド頂上に“電磁球”?ニコラ・テスラとの謎の共通点!失われたエネルギー技術の鍵か

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 ギザの大ピラミッドと天才発明家ニコラ・テスラの研究には、意外な共通点があるとする説が存在する。一部の研究者は、大ピラミッドが単なる王の墓ではなく、古代エジプト全土にエネルギーを供給する巨大な発電装置であった可能性を指摘しているのだ。この仮説は、長年にわたり多くの研究者や歴史家によって議論されてきたが、近年の調査により、新たな視点が加わりつつある。

大ピラミッドの設計に隠された数理的法則

 建築家ミゲル・ペレス・サンチェスの研究によると、大ピラミッドには数学的に「不可能」とも思える数値の規則性が見られるという。特に円周率(π)やネイピア数(e)との関係が顕著であり、これは単なる偶然ではないと考えられている。さらに、ピラミッドの設計にはシリウス星との関係が示唆されており、この建造物が単なる墓ではなく、宇宙的な知識を反映したものではないかとの仮説が浮上している。

 加えて、大ピラミッドの頂上にはかつて直径約2.7メートルの球体が設置されていた可能性があるという。この球体は「ホルスの目」を象徴し、太陽やシリウス星への崇拝の一環だったとされる。しかし、もしこの球体がピラミッドのエネルギー機能と密接に関わっていたとしたらどうだろうか?

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画像は「The Ancient Code」より

テスラの研究と大ピラミッドの不思議な一致

 ニコラ・テスラは、ワイヤレス送電の可能性を研究し、コロラド州ノブヒルに実験施設を設置していた。興味深いのは、その施設の緯度がギザの大ピラミッドと驚くべき数理的関連性を持っているという主張があることだ。一部の研究者によれば、テスラの研究所と赤道の距離は、大ピラミッドと赤道の距離と同じ比率で調整されていたという。これは、テスラが大ピラミッドの設計と同様の地球エネルギーの原理を応用しようとしていた証拠ではないかと推測されている。

 研究者キース・M・ハンターは、この驚くべき一致について次のように述べている。

「テスラの研究所と大ピラミッドの緯度は、60進法の数列を通じて調和的に結びついている。さらに、大ピラミッドの緯度は、地球の太陽年(1年の長さ)の振動率と数学的に関連していることが確認されている。これは、古代エジプト人が地球の共鳴原理を理解し、それをピラミッドの設計に活かしたことを示唆している」

古代のエネルギー発電所だったのか?

 もし大ピラミッドが単なる王墓ではなく、テスラの研究と同じくワイヤレス送電のための施設だったとしたら、ピラミッドの多くの謎が説明できるかもしれない。たとえば、内部構造の高度な精密性や、電気伝導性を持つ花崗岩の使用、そして頂上に存在したとされる球体の目的などが、それにあたる。

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画像は「Wikipedia」より

 この仮説が真実であれば、古代エジプトはすでに「フリーエネルギー」の技術を持っていた可能性がある。テスラが試みたエネルギー伝送技術と、大ピラミッドが持つ数学的配置の一致は、単なる偶然ではなく、共鳴とエネルギー伝送に関する普遍的な原理を反映しているのかもしれない。

 いまだに多くの謎が残るギザの大ピラミッド。しかし、古代エジプト人が驚異的な知識を持ち、それを科学的に応用していた可能性は、今後の研究によってさらに解明されていくのかもしれない。

参考:The Ancient Code、ほか

TOCANA編集部

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