「宇宙人のミイラ」口の中から驚きの発見!やはり実在した生物か?
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TOCANAでも度々取り上げているペルーで発見された「宇宙人のミイラ」だが、新たな研究が世界中で議論を呼んでいる。今回発見されたのは「歯科治療の痕跡」だという。この発見により、一部の研究者は「これらのミイラが実在した生物である証拠だ」と主張している。
ナスカ砂漠で発見された謎のミイラ
これらのミイラは、UFO研究家でジャーナリストのハイメ・マウサン氏によって、ペルーのナスカ砂漠で発見されたものだ。発見から数年が経過し、多くの科学者やUFO愛好家が「このミイラは本当に地球外生命体なのか?」と議論を続けてきた。
そして今回、元メキシコ海軍医療部門の責任者であるホセ・ザルセ博士のチームが、ミイラの口内を調査。小型カメラを挿入したところ、歯の詰め物(アマルガムフィリング)が確認されたという。
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ミイラ「アントニオ」の歯に詰め物が?
ザルセ博士によると、調査対象となったミイラ「アントニオ」には28~32本の歯が残っており、一部は損傷していた。さらに、3D再構成技術を用いた分析の結果、歯の並びや構造が霊長類に近いことが判明した。
また、博士のチームは目の奥にも乾燥した組織が残っていることを発見。これは視神経の痕跡と考えられ、ミイラがかつて生きていた生物である可能性を示唆している。
ザルセ博士は、「これらのミイラが完全に本物の有機生命体であった証拠だ」と強調している。実際、彼のチームは指紋、骨の摩耗、歯の形成、筋肉の構造、内臓の痕跡まで確認したという。
異星人か、それとも精巧な作り物か?
このミイラの存在が広く知られるようになったのは2017年だ。マウサン氏とそのチームが、指が3本しかない「ミイラ化したヒューマノイド」を発表し、その異様に長い頭部が話題を呼んだ。
2024年12月、最も新しい標本である「アントニオ」が世界に公開された。身長は約170cmで、 3本指、細長い頭、斜めに細められた目を持つとされている。
さらに、ミイラ「パロマ」も同時に発表され、この標本には銅色の髪の毛が残っていることが確認された。これは、これまでのミイラには見られなかった特徴であり、新たな興味を引き起こしている。
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しかし、こうした研究結果に対して異議を唱える科学者も少なくない。
ペルーの法医学考古学者フラビオ・エストラーダ博士は、「これらのミイラは動物の骨を使い、現代の合成接着剤で作られた人形にすぎない」と結論づけている。彼は「これはプレ・ヒスパニック時代(スペイン到来以前)に作られたものではなく、近年になって組み立てられたものだ」と断言した。
しかし、アメリカの弁護士でありUFO研究家のジョシュア・マクドウェル氏は、エストラーダ博士の研究結果を真っ向から否定。「エストラーダ博士が分析した標本は、我々が研究したミイラとは別物である」と主張している。
また、マウサン氏は「2025年にはさらに新たな事実が明らかになる」としており、標本がどこで発見されたのかについても今後公開する可能性があると述べている。
真実はどこにあるのか?
「ミイラは地球外生命体なのか?それとも精巧な偽物か?」——この議論は、しばらく決着がつきそうにない。
一方で、「どちらにせよ、これほど話題を呼ぶのだから、すでに歴史的な発見なのでは?」という声もある。真実が明かされる日は近いのか、それともこのまま永遠の謎として残るのか——今後の展開に注目したい。
参考:Daily Mail Online、ほか
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2024.10.02 20:00心霊「宇宙人のミイラ」口の中から驚きの発見!やはり実在した生物か?のページです。エイリアン、ミイラ、ペルー、ハイメ・マウサンなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで