ロシアで発見された「宇宙人のミイラ」の正体が判明!?謎の泣き声と巨大頭部…その真相とは

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当時、世界中で話題となった宇宙人のミイラ(新浪網より/以下同)

 人類最古の文明は紀元前3000年前のメソポタミア文明といわれているが、その後、現代に至るまでの間に、地球上に宇宙人が来訪していた可能性を示す痕跡が多くの遺跡などから発掘されている。

 今から30年近く前、ロシアで謎の生命体の亡骸が発見され、「宇宙人のミイラか?」と話題となった。その正体についてはいまだに議論が続いているのだが、2019年、中国メディア「新浪網」がその正体について報じている。(新浪網

 報道によると、1996年、ロシアの閉鎖都市・オジョルスク市内に住む高齢女性が近所の墓地から聞こえた泣き声をたどっていったところ、この世の者とは思えない姿の生物を発見。女性はこの生物を自宅に持ち帰ったが、すぐに死んでしまった。その後、亡骸がミイラ化したものをメディアが報じ、オカルト界では話題となった。

 一見すると人型のようにも思えるこの亡骸だが、頭部は人間とは大きくかけ離れた形をしていたため、世界中で宇宙人のミイラだと報じられるようになったのだ。

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人間とはかけ離れた頭部は世界に衝撃を与えた


 しかし、数年に及ぶ研究の結果、このミイラは人間の胎児であったことが判明したというのだ。ロシアの研究機関・Star Academyによれば、旧ソ連時代の1957年、このオジョルスクから近いウラル地方の核技術施設で放射能漏れ事故が発生。同機関は、周囲5万平方キロメートルが汚染されたことに着目した。日本ではウラル核惨事として知られているこの事件だが、一説によれば約30万人もの人々が被ばくしていたといわれている。研究機関は、ミイラの正体は、このウラル核惨事によって被ばくした人から生まれた奇形児だった可能性が高いと結論付けたのだ。

 原子力事故や核実験によって誕生した奇形児に関する話は、実は中国でも多く報告されている。中国は過去約50回もの核実験を行い、ウイグル族住民70万人が死亡したといわれている。現在でも核実験が行われた地域周辺では奇形児が相次いで誕生していることも海外メディアによってたびたび報じられている。

 ミイラの正体が放射能汚染による被害者だったことを報じた中国メディアだが、自国の汚染実態についてもぜひとも報じてほしいものである。

 

※当記事は2019年の記事を再編集して掲載しています。

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