地球を侵略する可能性があるエイリアンは「ジャバ・ザ・ハット」のような気持ち悪い姿をしている!?

 

画像は「Wikipedia」より

 まだ見ぬエイリアンはどんな姿をしているのだろうか。やはり頭でっかちで大きな目をした“グレイ”なのか――。ある生物学者によればこれから地球にやって来るスターウォーズに出てくる「ジャバ・ザ・ハット」のような気味の悪い姿をしているという。

■気味悪いエイリアンが地球に攻めてくる!?

 英オックスフォード大学の生物学者、ティム・コールソン教授は、ぶくぶくと肥大したナメクジのようなエイリアンが地球を侵略し、人類を絶滅させる可能性があると真面目に警告している。

 コールソン教授は「The European Magazine」誌で、そのぬるぬるした地球外生命体はスターウォーズの悪役「ジャバ・ザ・ハット」とそっくりだと述べ、宇宙のどこかに知的生命体が存在すると想定するのは「完全に合理的」だと説明した。

 ではなぜそのような気味の悪い姿になるのか。

 コールソン教授によれば、技術的に高度に進歩した文明では、生物は自ら動く必要がほとんどなくなるため「肥大化した動きの遅い肉の塊」となるのだという。いわば究極の“怠け者”の姿なのだ。

The Universal History of Us: A 13.8 billion year tale from the Big Bang to you(人類の普遍史:ビッグバンから現代までの138億年の物語)』の著者であるコールソン教授は、最も一般的な知的生命体がどのような姿をしているか「あえて推測する」としたら、彼らは「それほど運動能力が高くない」ことに賭けるだろうと言及している。

「もし知的なエイリアンが地球を訪れるための技術を開発しているのなら、何世紀にもわたる先進技術への依存は、彼らがナマケモノのようになることを意味している可能性がある。つまり、動きが鈍く、鈍重で、ほとんど動かないのだ」(コールソン教授)

イメージ画像 Created with DALL·E

 さらに不気味なのは、この種のナメクジのようなエイリアンは地球を侵略しにやって来る可能性があるという。主がこのような姿になるほどの文明であれば、自らの惑星を搾取し切っているはずであり、新たな植民地を開拓すべくすでに旅立っているのかもしれないというのだ。

 コールソン教授はもし宇宙人が存在するなら、植民地化を目論まずに地球を訪れるはずはないという。地球に来たということは地球を植民にしに来たのである。

「ちょっとした技術を深宇宙に送り込む唯一の理由は、新たな居住地を開拓するためでしょう。彼らが繁栄するためには、彼らの移住を妨げる可能性のある種族を排除する必要があるかもしれません。その技術は、人類が支配権を握る前に、知能のある住民を一掃するようにプログラムされているかもしれません」(コールソン教授)

 しかし安心(!?)してほしいのは、コールソン教授自身は地球外知的生命体が発見される可能性も、地球が侵略される可能性も低いと考えていることだ。ナメクジのような、あるいはジャバ・ザ・ハットのような気味の悪いエイリアンに地球が侵略されるというのは、B級スペースオペラの中だけの話にしてもらいたいものである。

参考:「Mirror」ほか

文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

仲田しんじの記事一覧はこちら

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

人気連載

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊

地球を侵略する可能性があるエイリアンは「ジャバ・ザ・ハット」のような気持ち悪い姿をしている!?のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで