【珍事】恋人の口に手を入れたら…まさかの“救急搬送”の顛末とは?医師も困惑

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画像は「YouTube」より

 中国・吉林省で、病院の医師たちも首をかしげるような“珍事件”が発生した。なんと、若いカップルが「彼氏の口に彼女の拳がハマって抜けなくなった」という、思わず二度見してしまうような状態で救急外来に現れたのである。

■面白動画のはずが“地獄絵図”に

 事の発端は、カップルがSNSに投稿するための「ちょっとした遊び動画」を撮影しようとしたことだった。彼女の手がどれだけ小さいかを試すため、彼氏の口に拳を入れてみたのだ。

 ところが、拳はスッと入ったものの、いざ引き抜こうとすると彼氏の顎が突然硬直し、手が抜けなくなってしまった。無理に引っ張るも状況は悪化するばかり。彼氏は顔を真っ赤にし、口を閉じられず唾液がだらだらと流れ、喉からはうめき声のような音まで漏れ始めた。最終的には、彼の歯が彼女の手首を締め付ける状態となり、もはや“おふざけ”どころではなくなってしまった。

「手首から肘まで唾液でびしょびしょ。まるでミートグラインダーに手を突っ込んだみたいでした」と、彼女は後に語っている。

■病院での“プロフェッショナル”な対応

 このギャグみたいな状態のまま病院に駆け込んだカップルを診察した医師は、顎の筋肉が痙攣していることで口が閉じられず、拳が抜けなくなっていたことを突き止めた。

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画像は「YouTube」より

 医療チームはまず、患者を落ち着かせるためにリラックス音楽を流すというユニークな方法を試み、その上で口腔用の開口器を使い、顎の緊張を緩和する筋弛緩剤を注射。さらに顎の関節の構造を活かして、慎重に彼女の手首を回転させることで、ようやく“拳抜き”に成功した。

 処置にかかった時間は約20分。大事には至らなかったものの、医師は「人の口に無理やり物を詰め込むと、神経障害や顎の脱臼を引き起こす恐れがある」と注意を呼びかけている。

■SNS映えの代償は想像以上に高いかも?

 思わず笑ってしまいそうな顛末ではあるが、一歩間違えば大きなトラブルになりかねなかった今回の一件。医師の迅速な対応がなければ、事態はもっと深刻化していたかもしれない。

 誰かの口に拳を入れるようなチャレンジは、たとえ“映え”のためであっても絶対にやめておいたほうがよさそうだ。

参考:Oddity Central、ほか

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