事故で命を落としたはずが…“別の世界線”で生き続ける女性の不思議な体験

ある女性が、自分はすでに死んでいて、今いる世界は別のパラレルワールドではないかと語り、大きな話題を呼んでいる。この奇妙な体験談は、「Reddit」に投稿され、たった数日で1万7000件以上の「いいね」と1500件を超えるコメントを集めた。
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事故を回避した瞬間、別世界へ?
物語の中心にいるのは投稿者の母親だ。1990年代、彼女は第一子を妊娠しており、買い物帰りに交差点で信号待ちをしていた。青信号に変わったタイミングで車を発進させようとしたが、アクセルペダルがまったく反応せず、車はその場から動かなかった。何度も踏み直したが、車はまるで地面に固定されたかのように止まったままだったという。
その直後、別の道から猛スピードで大型トラックが信号無視で交差点に突っ込んできた。もしペダルが正常に動いていたら、確実にそのトラックに轢かれて命を落としていたことだろう。母親はこの出来事を「奇跡的に助かった」と感じたが、それ以降、何かがおかしくなったという。
記憶のズレと違和感の数々
事故を境に、母親の記憶には周囲と一致しない違和感が生じ始めた。たとえば、幼少期から覚えていた教会の賛美歌や聖書の一節が、自分の記憶と実際の内容とで微妙に異なっていた。周囲の人々と話しても、その違いは明らかだった。
さらに1989年、中国・北京の天安門事件をテレビで見た際の記憶も大きく食い違っていた。多くの人が「戦車の前に立ちはだかった一人の男性が、戦車を止めた」と記憶しているが、母親の記憶では、その男性は戦車に轢かれて命を落としていたのだ。しかもそのとき、夫がその場面を見て泣いたことまで鮮明に覚えているという。

別の世界線に生きているという確信
こうした数々の記憶の食い違いから、母親は「自分はあの日、事故で命を落としたが、何かの力で別の時間軸やパラレルワールドに移された」と考えるようになった。多くの人が知っている「マンデラ効果」に似た話ではあるが、彼女はこれは単なる記憶違いではなく、明確な超常的現象だと主張している。
母親にとって、この世界は見慣れた景色ではあるが、細部が微妙に違っている別の現実なのだ。あの交差点で何かが起き、彼女は本来の世界線では命を落とし、今は「ほぼ同じだが異なる世界」に生きている——それが彼女の確信である。
この衝撃的な実話は多くの人の心を揺さぶり、パラレルワールドや別の時間軸に関する議論を再燃させている。
果たして私たちが生きているこの世界は、本当に“唯一の現実”なのだろうか?
参考:Reddit、ほか
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2024.10.02 20:00心霊事故で命を落としたはずが…“別の世界線”で生き続ける女性の不思議な体験のページです。パラレルワールド、異世界、マンデラ効果などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで