「喉がカミソリで引き裂かれるよう…」TikTokで悲鳴続出!“謎のウイルス”の正体は新型コロナのステルス変異株「ニンバス」

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イメージ画像 Created with AI image generation (OpenAI)

「喉がカミソリで引き裂かれるようだ」「唾を飲み込むだけで激痛が走る」――。今、TikTokで、原因不明の“ミステリーウイルス”に苦しむ人々の動画が世界中で拡散され、新たなパニックを引き起こしている。しかし、その恐怖の正体は、我々が忘れかけていた“あのウイルス”の、巧妙な偽装だったのかもしれない。

検査は陰性、なのに激痛。TikTokを席巻する恐怖の症状

 ことの発端はTikTokに投稿されたいくつかの動画だった。ユーザーたちは極度の倦怠感や筋肉痛、そして何より「尋常ではない喉の痛み」といった、共通の症状を次々と訴え始めたのだ。

「喉が閉じているような感覚で、昨夜は眠れなかった」「まるでカミソリの刃のようだ」といった悲痛な叫びが溢れ、彼らはこの正体不明の病を「喉の痛みウイルス」と呼び始めた。

 謎をさらに深めたのは、多くのユーザーが「コロナの検査キットを使ったが、結果は陰性だった」と報告していることだ。既知のウイルスではない、全く新しい未知の病原体が出現したのではないか――。そんな不安が、SNSを通じて瞬く間に広がっていった。

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画像は「Daily Star」より

正体は「ニンバス」—古い検査キットをすり抜ける“ステルス変異株”

 しかし専門家によれば、このミステリーウイルスの正体は、決して未知のものではないという。

 その正体とは、新型コロナウイルスの新たな変異株、通称「ニンバス(Nimbus)」。

 では、なぜコロナの検査で陰性になるのか。その理由は単純だ。私たちが自宅に常備しているような古い簡易検査キット(抗原検査キット)は、この新しい変異株を検出できないように設計されているのだ。

 ある専門家はSNS上で、「その検査キットが陰性を示すのは、それがコロナのニンバス株だからだ。PCR検査でしか確認できない」と指摘する。つまり、ウイルスは消え去ったわけでも、謎のウイルスに姿を変えたわけでもなく、我々の監視の目を巧妙にすり抜ける術を身につけたに過ぎないのだ。

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Image by Christo Anestev from Pixabay

忘れ去られた脅威、コロナはまだ終わっていない

 ジェン・コードル医師もまた、「この新変異株は、典型的な喉の痛みをはるかに超える激痛を引き起こす」と警告する。この症状のほとんどは、現在アメリカで新たな感染の約3分の1を占めるニンバス株(NB.1.8.1)によるものと見られている。

「ただの風邪だ」「喉が痛いだけ」――。そう自己判断する前に、我々は思い出さなければならない。新型コロナウイルスという脅威は、決して過去のものではないということを。

 現在のコロナの主な症状には、「高熱や悪寒」「咳」「味覚・嗅覚の異常」といったお馴染みのものに加え、「激しい疲労感」「体の痛み」「頭痛」「ひどい喉の痛み」なども含まれている。

 もしあなたの喉に“カミソリ”を感じたら、それは未知のウイルスへの恐怖ではなく、忘れかけていた敵が、新たな仮面を被ってすぐそこにいる、というサインなのかもしれない。

参考:Daily Star、ほか

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