Google Earthに“UFO”が写り込んだ? ドイツ上空に浮かぶ「謎の透明キューブ」が物議

Google Earthに“UFO”が写り込んだ? ドイツ上空に浮かぶ「謎の透明キューブ」が物議の画像1
画像は「Google Earth」より

 Google Earthの衛星画像は、時に私たちの想像力をかき立てる、不可解な光景を映し出すことがある。そして2025年11月4日、ある著名なUFO研究家が、ドイツの街ウルムの上空で、まさに物議を醸すような“何か”を発見したと報告し、ネット上で話題となっている。

 彼が主張するのは、都市の一街区よりも巨大な、半透明のキューブ(立方体)型UFOの存在。さらに、この物体は高度な光学迷彩によって姿を隠している、というのだ。しかし、これは本当に未知との遭遇の証拠なのか、それとも単なる画像の異常なのだろうか。

“発見者”が語る巨大キューブの正体

 この驚くべき主張をしているのは、UFO研究家のスコット・ウェアリング氏だ。彼が公開したGoogle Earthの座標(48°22’52.0″N, 9°59’17.0″E)を見てみると、確かにそこには、立方体のような不可解な影が確認できる。

 ウェアリング氏の主張によれば、これはSF作品に登場するような巨大な宇宙船であり、円形の出入り口まで備えているという。そして、この物体の最も驚くべき点は、彼が「クローキング(光学迷彩)技術」と呼ぶ、その偽装能力にある。

 彼の分析では、この物体は見る角度によって色を変え、上空からは地上の緑に、地上からは空の青色に溶け込むことで、その存在を隠しているのだという。彼が発見したこの画像は、その光学迷彩の一瞬の不具合を捉えたものだと、ウェアリング氏は考えている。

Google Earthに“UFO”が写り込んだ? ドイツ上空に浮かぶ「謎の透明キューブ」が物議の画像2
画像は「Google Earth」より

“高度な光学迷彩”か、それともただの“画像のバグ”か?

 ウェアリング氏の主張は非常に興味深いが、こうした衛星画像の異常な現象は、必ずしも珍しいものではない。専門家や懐疑的な視点を持つ人々は、このような画像に対して、より現実的な説明を提示する。

 考えられる可能性としては、複数の衛星画像をつなぎ合わせる際に生じるエラー(スティッチングエラー)や、衛星センサーの一時的な不具合、あるいは太陽光の反射が作り出した単なるアーティファクト(撮影上生じる人工的な像)といったものだ。

あなたの目で確かめる“物議”の座標

 結局のところ、これが地球外からの驚くべき訪問者の証拠なのか、それともデジタル世界の広大なデータが生み出した、ありふれた技術的な異常なのか。

 ウェアリング氏は「ぜひ自分の目でGoogle Earthを確認してほしい」と呼びかけている。座標は公開されている。ドイツの街の上空に、本当に巨大なクローキング船が隠れているのだろうか。それとも、それはGoogle Earthという広大なデジタル世界が生んだ、単なる奇妙な幻なのだろうか。

ウェアリング氏による動画
https://www.youtube.com/shorts/iynu30PAqxo

参考:UFO Sightings Daily、ほか

TOCANA編集部

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