“シヴァ神が最初に創りし救世主”、地下に眠る“黒い偶像”… 「エイリアンを崇める寺院」とは=インド

世界には様々な宗教があり、人々は多様な神を崇めている。しかし、インド南部のタミル・ナードゥ州に、私たちの常識を根底から覆す、驚くべき寺院が存在する。そこで祀られているのは、ヒンドゥー教の神々ではない。なんと、一体の「エイリアン」なのだ。
この寺院を建立した司祭は、「このエイリアンこそが、ヒンドゥー教の最高神シヴァによって最初に創造された神であり、やがて世界を破滅から救う救世主だ」と、真顔で主張している。
夢のお告げで建立された“地下寺院”
この奇妙な寺院は、セイラム地区に住むログナタン氏によって、昨年建立された。建設作業はまだ続いており、その寺院は地下3メートル以上の深さに建てられている。その中心に鎮座するのは、黒く輝く一体のエイリアンの偶像。ログナタン氏は、これを神として毎日崇拝している。
彼がこの寺院を建てようと決意したのは、ある「夢のお告げ」がきっかけだったという。「夢の中にエイリアンの神が現れたんだ。この神は、信者と世界を自然災害から守ってくれる」と、彼は語る。
「私はエイリアンと話した」―司祭が語る驚愕の“神託”
ログナタン氏の主張は、さらに壮大なスケールへと展開する。
「このエイリアンは、シヴァ神によって創造された、世界で最初の神なのだ。計り知れない力を持ち、あらゆる災厄から世界を救うことができる」

さらに彼は、「私はエイリアンと話したことがある。彼らは、『我々が世界を救う』と私に告げたのだ」と、驚くべき“神託”を受けたことまで明かした。
もちろん、彼の突拍子もない主張を、周囲の人々は「狂人のたわごとだ」と一蹴している。しかし、ログナタン氏は全く意に介さない。「今は誰も信じないだろう。しかし、いずれ人々は私を信じるようになる」と、彼は固く信じている。
師(グル)の導き
ログナタン氏は、かつてホテルを経営していたごく普通の人物だった。しかし、ある時、シッダ・バーギャという人物と出会い、彼を自らの師(グル)と仰ぐようになる。この寺院の建設もまた、その師の導きによるものだという。
寺院には、エイリアンの偶像の他にも、ヴィシュヌ神の化身であるヴァラーハや、シヴァ神の象徴であるシヴァ・リンガも祀られている。ヒンドゥー教の伝統と、SF的な宇宙観が奇妙に融合した、この唯一無二の信仰空間。

古代宇宙飛行士説のように、太古の神々が実は宇宙人だったという説は数多く存在する。しかし、現代において、新たに「エイリアンを神として祀る」という信仰が生まれたことは、極めて異例だ。
ログナタン氏の夢枕に立ったのは、本当に宇宙からの救世主だったのか、それとも単なる夢だったのか。その答えは、地下寺院の黒い偶像だけが知っているのかもしれない。
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2024.10.02 20:00心霊“シヴァ神が最初に創りし救世主”、地下に眠る“黒い偶像”… 「エイリアンを崇める寺院」とは=インドのページです。エイリアン、寺院、シヴァ神、宗教などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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