【衝撃】カート・コバーンの死は「偽装された殺人」だった!? 法医学チームが暴いた遺体の異常… 銃撃前のヘロイン投与と、不自然すぎる“クリーンな現場”の謎

伝説のロックバンド「ニルヴァーナ」のリードボーカル、カート・コバーンが自殺して今年で32年だが、法医学者のチームが彼の死を新たな視点で検証している。なんと自殺ではなく殺人事件であるというのだ――。
■コバーンの死は殺人事件なのか!?
米ワシントン州アバディーンにて1987年に結成されたアメリカのロックバンド「ニルヴァーナ」の伝説的リードシンガー、カート・コバーンは1994年4月5日、米ワシントン州シアトルの自宅で27歳という若さで死去し、遺体はその3日後に家を訪れた電気技師によって発見された。
その後、キング郡検視官はコバーンの死を散弾銃による自殺と判定して捜査が終了している。
しかし30年以上が経った今、独立研究者のブライアン・バーネット氏とミシェル・ウィルキンス氏は、数々の陰謀論の的となっているこの事件を新たに検証している。
バーネット氏とウィルキンス氏をはじめとする研究チームが2025年11月に「International Journal of Forensic Sciences」で発表した研究では、公開されている情報を多分野にわたる批判的手法で分析した結果、カート・コバーンは殺人事件の被害者であることを報告している。彼の遺体の状態は自殺に見せかけるための“演出”が施されていたというのだ。
ウィルキンス氏は英「Daily Mai」紙に対し、バーネット氏はこの件に取り組み始めてわずか3日で「これは殺人だ。何か手を打たなければならない」と言ったという。

彼らによるとコバーンは1人または複数の襲撃者からヘロインの過剰摂取を強要されて無力化され、その後、そのうちの1人がコバーンの頭を撃ち、銃をコバーンに握らせ、偽造の遺書を残して立ち去ったという。
「検死結果を見ると、『いや、待てよ、この人は銃撃ですぐに死んだわけではない』ということがわかります。脳と肝臓の壊死は薬物の過剰摂取で起こり、散弾銃による死亡では起こりません」(ウィルキンス氏)
コバーンは誰かに殺されたのか。
「まるで誰かが映画を演出して、これが自殺だと確信させようとしたかのようです。銃の領収書も(遺体の服の)ポケットの中にあります。薬莢の領収書もポケットの中にあります。薬莢は彼の足元に並べられています」(ウィルキンス氏)
コバーンの死は自殺に見せかけられたものだったのか。
「彼が3回注射した後、注射針に蓋をして全てを元通りにしたと信じ込まされます。なぜなら死にゆく人はそうするからだと。自殺は取り散らかったものですが、ここはとてもクリーンな現場です」(ウィルキンス氏)

一方で検死官事務所の広報担当者は「キング郡検死官事務所は地元の法執行機関と協力し、完全な検死を実施し、死因が自殺であると断定するまでのすべての手順に従いました」と説明している。
「当局は新たな証拠が出てきた場合、いつでも結論を見直す用意はあるが、今のところこの事件を再度調査し、以前の死刑判決を正当化するような証拠は見つかっていない」(広報担当者)
警察の捜査により、コバーンはヘロイン常習者が投与する量の10倍を自分自身に注射していたことが明らかになった。
コバーンの死後検査では、肺に水が溜まり、目に出血があり、脳と肝臓の両方が衰弱していることが明らかになっている。
法医学分析によると、こうした発見は銃撃による急死では珍しいが、呼吸困難や循環低下を引き起こすヘロインの過剰摂取による死亡では頻繁に見られるという。
眼からの出血と臓器の機能低下は、彼の身体が酸素不足に陥っていた可能性を示しており、それは銃創だけで起こったものではない可能性が高いと研究チームは判断した。頭部銃撃による致命的ケースの大半では、血液が呼吸器に吸い込まれるのが一般的だが、コバーンの死後検査ではこれに関する言及はなかった。

1997年には元ロサンゼルス郡保安官代理で私立探偵トム・グラント氏が自殺と断定するのは「時期尚早だ」と言及し、直筆の“遺書”は、引退を決断したコバーンがファンへ向けた引退宣言として書いたものではないかとの指摘をしている。
この1994年の一件がもし殺人であるとすれば、まだ犯人が生存している可能性のほうが高いだろう。今回のウィルキンス氏らの研究によってコバーンの死について新たな展開が見られることがあるのか気に留めておきたい。
参考:「Daily Star」、「Daily Mail」ほか
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