失われたアーク(契約の箱)は南太平洋の孤島に眠っている!? ソロモン諸島に残る「カヌーで来たユダヤ人」伝説

インディ・ジョーンズの映画でもおなじみ、十戒の石板を収めた伝説の聖遺物「契約の箱(アーク)」。
2500年以上前に歴史から姿を消したこの黄金の箱の行方を巡っては、エチオピアやジンバブエ、果ては日本説まで様々な憶測が飛び交っているが、ここに来て全く新しい、そして意外すぎる場所が候補地として急浮上している。
それは、南太平洋に浮かぶ「ソロモン諸島」。エルサレムから約1万3000キロも離れたこの絶海の孤島に、なんと古代イスラエル人がカヌーで渡り、アークを隠したというのだ。
ダビデの星を身につけ、ヘブライ語を祈る島民たち
ソロモン諸島のマライタ島北部。ここに住むトアバイタ語を話す人々の間では、自分たちが「イスラエルの失われた10支族」の末裔であるという伝承が根強く残っている。
驚くべきことに、彼らの一部はダビデの星を身につけ、ヘブライ語の祈りを口にし、ユダヤ教に似た儀式を行っているという。
彼らの伝承によれば、数千年前、祖先たちは中東からカヌーに乗って大海原を渡り、この島にたどり着いた。そして、携えてきた「契約の箱」を安置するため、ソロモン神殿を模した寺院をジャングルの奥深くに建造したのだという。

ジャングルに眠る「失われた神殿」の遺跡
単なるおとぎ話と笑うなかれ。現地には、この伝説を裏付けるかのようなミステリアスな痕跡が存在する。
マライタ島の密林地帯には、石造りの奇妙な遺跡が点在しており、地元の一部の人々はこれを「失われた神殿」の跡だと信じている。
ドキュメンタリー映画『The Lost Temple Discovery』を制作したフランク・ダイファ氏は、これらの遺跡を調査し、「石組み自体は何の変哲もないが、そこには力と栄光のフォーミュラ(公式)が隠されている」と語っている。
また、1980年代に発足した宗教運動「全人民祈祷集会(APPA)」、かつての「深海カヌー運動」の信者たちは、アークが今もなおマライタ島のどこかに隠されており、自分たちがその守護者であると固く信じている。

なぜ「ソロモン」諸島なのか?
そもそも、なぜこの島々は「ソロモン諸島」と呼ばれるのか。
16世紀にこの地を訪れたスペインの探検家メンダーニャが、ガダルカナル島で砂金を発見し、ここが旧約聖書にあるソロモン王の財宝のありか(オフィール)だと信じたことに由来する。
名前の由来は探検家の勘違いだったかもしれないが、島民たちが語り継ぐ「イスラエルとの繋がり」は、単なる偶然の一致で片付けられない不気味なリアリティを帯びている。
もちろん、考古学的な証拠はまだ見つかっていない。太平洋をカヌーで横断するという壮大な旅路も、常識的に考えれば不可能に近い。
しかし、人類の歴史にはまだまだ解明されていないミッシングリンクが存在する。もし、アークがエルサレムでもエチオピアでもなく、南国のジャングルで静かに眠っているとしたら……。
ソロモン諸島の深い森は、我々がまだ知らない「神の秘密」を隠しているのかもしれない。
参考:Daily Mail Online、ほか
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2024.10.02 20:00心霊失われたアーク(契約の箱)は南太平洋の孤島に眠っている!? ソロモン諸島に残る「カヌーで来たユダヤ人」伝説のページです。ソロモン諸島、失われた10支族、失われたアーク、契約の箱などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで