実は人類は何度も滅亡しかけていた!? 世界が「終末」を紙一重で回避した5つの歴史的事件

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「世界が滅亡する」というテーマは、宗教からハリウッド映画まで、いつの時代も我々人間を魅了してやまない。

 しかし、人類の歴史を振り返ると、フィクションではなく「ガチで」地球が滅びかけた瞬間が何度もあることをご存知だろうか?

 太古の昔、ペルム紀の大絶滅では地球上の生物の9割以上が死滅したが、現代の我々もそれに匹敵する危機をいくつも綱渡りで生き延びてきたのだ。

 今回は、歴史に隠された「人類滅亡のニアミス」5選を紹介しよう。今日あなたが平和にスマホを見られているのは、彼らの「ためらい」や「偶然」のおかげかもしれない。

1918年 スペイン風邪パンデミック(H1N1亜型)

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画像は「Wikipedia」より

 第一次世界大戦の終盤に世界を襲った、最悪のインフルエンザ・パンデミック。

 当時の世界人口の約3分の1にあたる5億人が感染し、死者数は5000万人から、一説には1億人に達したとも言われている。

 現代の我々は新型コロナウイルスでパンデミックの恐ろしさを骨の髄まで味わったが、医療もワクチンも未発達だった100年前の「スペイン風邪」は、まさに文字通りの「死神」として世界中を蹂躙したのだ。

1962年 キューバ危機

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キューバ近海でにらみ合うアメリカの軍用機P-2とソ連の軍用貨物船 画像は「Wikipedia」より

 冷戦下、人類が最も「核戦争」に近づいたとされる13日間。

 ソ連がアメリカの喉元であるキューバに核ミサイル基地を建設していることを、アメリカの偵察機が発見した。ケネディ大統領は海上封鎖を断行し、米ソ両首脳は核のボタンに手をかけたまま息詰まる交渉を行った。

 一歩間違えれば地球全体が焦土と化していたが、最終的にソ連のフルシチョフ書記長がミサイル撤去に合意し、世界は辛くも破滅を免れた。

1979年 訓練テープが招いた「幻のソ連ミサイル攻撃」

 1979年11月9日の朝、アメリカのブレジンスキー大統領補佐官(国家安全保障担当)は、血の凍るような電話で叩き起こされた。

「ソ連のミサイル250発がアメリカに向かっている」。直後、その数は2200発に修正された。彼は即座に報復攻撃の準備を進めたが、奇跡的に「ためらった」。

 数分後、別のシステムでは攻撃の兆候がないという報告が入り、事なきを得た。原因はなんと、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)のメインシステムに、「軍事演習用のシミュレーションテープ」が誤ってアップロードされ、システムがそれを現実だと誤認したことだった。ヒューマンエラー一つで、世界は終わるところだったのだ。

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1983年 世界を救ったソ連将校の「勘」

 アメリカでのミスから4年後、今度はソ連で逆の事態が起きた。

 1983年9月26日、ソ連の防空センターで当直を務めていたスタニスラフ・ペトロフ中佐の目の前で、システムが「アメリカから核ミサイルが発射された」という警報を鳴らした。

 マニュアル通りなら、彼は直ちに上層部へ報告し、アメリカへの報復核攻撃が開始されるはずだった。しかし彼は、システムの表示にいくつか不自然な点があることに気づき、報告を保留するという独断のギャンブルに出た。

「迷えば迷うほど時間は失われる。受話器を取るだけでよかったが、動けなかった。熱いフライパンの上に座っているような気分だった」と彼は後に語っている。

 結果として、ミサイルは飛んでこなかった。人工衛星が「雲に反射した太陽光」をミサイルと誤認しただけのバグだったのだ。彼の数分間の躊躇が、文字通り世界を救ったのである。

2012年 マヤ暦よりも恐ろしかった「太陽嵐」

 2012年といえば「マヤ暦の終わり=人類滅亡」というオカルト話で世界中が湧いていた年だが、実はその裏で、本当に世界が「物理的に」終わりかけていた。

 その年の7月、巨大な「太陽嵐」が地球の軌道をかすめていったのだ。もしこの太陽嵐の発生が「たった9日」早ければ、直撃を受けた地球上の人工衛星、通信網、送電網はすべて破壊され、現代文明は一瞬にして石器時代に逆戻りしていたと言われている。

 その威力は、1859年に起きた歴史的磁気嵐「キャリントン・イベント」に匹敵するものだった。宇宙の気まぐれなタイミングによって、我々は奇跡的に現代生活を謳歌できているのだ。

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 我々の日常は、絶妙なバランスと誰かのファインプレー、そして宇宙の偶然の上に辛うじて成り立っている。

 明日、太陽が少しだけ機嫌を損ねたり、どこかの軍事システムがバグを起こしたりすれば、今度こそ「6回目」が訪れるかもしれないのだ。

参考:MENTAL FLOSS、ほか

TOCANA編集部

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