“中国のノストラダムス”が放つ第2の警告!「ヨーロッパ消滅」と「8つの戦慄シナリオ」

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 トランプ大統領の再選、そしてアメリカのイラン攻撃による中東戦争の勃発。

 この2つの歴史的イベントを事前に言い当てたことで知られる「中国のノストラダムス」こと、中国系カナダ人の学者ジャン・シュエキン(Jiang Xueqin)氏。

 TOCANAでは先日、彼が分析した「安価なドローンによる米軍の消耗」と「ホルムズ海峡封鎖によるアメリカのAIバブル・経済崩壊」という衝撃的な予測をお伝えしたばかりだが、彼の見立てる絶望の未来図はそれだけでは終わらなかった。

 シュエキン氏は最新の講義において、アメリカ敗北の「その先」に待ち受ける、今後2〜4年での世界秩序崩壊を示す「8つの戦慄シナリオ」を新たに発表した。

 その終着点にあるのは、なんと「ヨーロッパの消滅」だという。ゲーム理論と歴史分析が導き出した冷酷な未来図とは。

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ジャン・シュエキン氏 By Predictive History – https://www.youtube.com/watch?v=N4cs-8mrP_s, CC BY 4.0, Link

1. 米軍の「地上部隊投入」と国内の分断

 シュエキン氏によれば、空爆やミサイル防衛で消耗したアメリカは、広大な山岳地帯を持つイランを制圧するため、最終的に「地上部隊」の投入を余儀なくされる。しかし、若者たちはこの戦争への徴兵を拒否し、1960年代のベトナム戦争時のような大規模な抗議活動が勃発。結果として州兵が投入され、アメリカ国内は深刻な内戦状態に陥るという。

2. 湾岸協力会議(GCC)の壊滅と「聖戦」の狂気

 先日の記事でも触れた通り、サウジアラビアやUAEなど米国の同盟国(GCC)はイランの標的となり、その経済とインフラは徹底的に破壊される。

 ここで不気味なのが、米軍の一部や現政権の中枢にいる福音派(エヴァンジェリカル)の存在だ。彼らの中には「トランプ大統領はイランとの聖戦を戦うためにイエスに選ばれた」と信じる者がおり、この戦争をキリスト再臨の引き金(ハルマゲドン)として歓迎する終末論的な狂気が蔓延しているという。

3. トルコとサウジアラビアの参戦、そしてNATOの終焉

 この狂信的な動きに対抗するため、トルコとサウジアラビアが本格的に戦争に引きずり込まれる。しかし、それは両国に壊滅的な被害をもたらすだけだ。中東の防波堤であったトルコが崩れれば、それは「NATOの終焉、すなわちヨーロッパの破壊」に直結するとシュエキン氏は警告する。

4. 聖地「アルアクサ・モスク」の破壊

 イスラエルとイランの対立が頂点に達する中、エルサレムの中心にあるイスラム教の第3の聖地、アルアクサ・モスクが深刻な被害を受けるか、完全に破壊される可能性が高い。これは宗教間の決定的な断絶を意味する。

5. 古代帝国「ペルシャ」の復活

 追い詰められながらもアメリカと互角以上に戦うイランの指導者たちは、やがて古代の誇り高き名である「ペルシャ」を再認識し、名乗るようになるだろう。

6. テクノロジー覇権の「イスラエル移転」

 アメリカ経済がイランの海峡封鎖によって崩壊していく中、Nvidia、Oracle、Microsoft、Googleといった巨大テック企業は、生き残りをかけて新たな権力の中心地「イスラエル」へと拠点を移していくとシュエキン氏は予測する。

7. ウクライナにおける「ロシアの完全勝利」

 アメリカが中東の泥沼に足をとられ、NATOが崩壊状態に陥る隙を突き、プーチン大統領はウクライナを完全に制圧する。

8. ヨーロッパの消滅とイランの「超大国化」

 シュエキン氏の最悪のシナリオはこう続く。最終的にヨーロッパは、東からは勝利したロシア、南からは(トルコを掌握した)イランに挟み撃ちにされる可能性があるという。高度なドローンとサイバー戦争の脅威に晒されれば、ヨーロッパが生き残る術はないと彼は警告している。

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 仮にトランプ大統領が間違いを認めて中東から軍を撤退させたとしても、シュエキン氏の予測によればアメリカの敗北は免れないようだ。

 彼は、勝利したイランがGCC諸国に対して「戦争で破壊されたインフラの賠償金」として莫大な通行料(原油の関税)を課すだろうと推測する。これまでアメリカのAIバブルを支えていたオイルマネーはすべてイランに吸い込まれ、彼らは5〜10年で中東最大の超大国に成長するというのだ。

 泥沼の地上戦による国家分裂か、それとも撤退による経済崩壊か。

 シュエキン氏の分析に従えば、トランプ大統領に突きつけられた選択肢はどちらも地獄と言える。しかし、彼の側近に増えつつある福音派の目には、このヨーロッパの消滅や経済危機すらも「神の計画(世界の終わり)」の一部と映っているのかもしれない。

「中国のノストラダムス」が描いたこのシナリオは、着実に現実のタイムラインを侵食しているようにも見える。彼の予測がすべて的中するかは定かではないが、我々が今、世界地図が大きく書き換わるかもしれない歴史の分岐点に立たされていることだけは間違いないだろう。

参考:EXPRESS、ほか

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